衣紋道高倉流「源氏物語・産湯鳴弦の儀」at 明治神宮参集殿
衣紋道高倉流の「源氏物語・産湯鳴弦の儀」へ 「有職故実」を端的にいってしまうと、宮中にまつわる伝統的な行事、儀式、装束に関する知識というところでしょうか。現在の宮中行事においても衣紋道高倉流と衣紋道山科流の二家が並列して採用されています。...
View Article赤土の大地染の久米島紬に読谷山花織の帯
久米島には沖縄全土の土が揃うといわれるほど多くの鉱物があり、泥染め、ゆうな染めの他に大地染があります。こちらは、地色は赤土染、焦茶色は車輪梅の鉄媒染の糸の大地染の久米島紬です。...
View Article展示会ハシゴ / パルメット文様の本塩沢にれえすの花の雀の刺繍帯
昨日までの真夏日から平年並みの過ごしやすい気温に戻ったので、今日は袷の本塩沢です。【4月20日の装い】東京◇晴れ(湿度32%) / 最低気温11℃ 最高気温21℃パルメット文様の本塩沢にれえすの花の雀の刺繍帯をコーディネート帯あげは加藤萬、帯〆は豊中の呉服屋さんで購入したもので工房不明...
View Article柔らかものにするか、かたものにするか。/ 単衣の藍地の結城紬にぎをん齋藤の扇にアヤメの御所解の帯
上品で優美な柔らかものにするか、動きやすく華美にならないかたものにするか…、それが問題の日。 夜は重厚な西洋建築の美術館での内覧会 日中は銃検査のために所轄の警察署へ。...
View Article小千谷ブルーと丹後ブルーと銀座ブルー!? / セルリアンブルーの小千谷紬にベネツィアの染め帯
銀座三越にて開催中の「丹後ブルー IN GINZA」へ (〜 4月25日まで)左から、民谷螺鈿の民谷共路さん、小林染工房の小林知久佐さん、遊絲舎の小石原充保さん 小林さんによる、丹後ブルーにつかわれる染料のお話やお客様の持ちこまれた白生地への暈し染のお話など。(途中からだったので今までお聞きしたお話と統合)...
View Article【お知らせ】ぬぬぬパナパナのぬぬ 2017 大阪展
「ぬぬぬパナパナのぬぬ」沖縄八重山地方の方言で、ぬぬぬ→布の、パナパナ→端々、ぬぬ→布のこと。糸を紡ぎ染め織りあげる作家さんと、そのぬぬ(布)を纏う人のハシとハシをつなぎたいという主宰者の浦令子さんの想いが込められています。...
View Article其一「四季花鳥図」にちなんでの装い / 薔薇文様の本塩沢に春の草花とヒヨコの刺繍帯
色んなレポがまったく追いついておりませんが…、日々の装いを先に。 美術展の内覧会への装いは、できるだけテーマに沿ったものを選んでいます。自己満足の楽しみではありますが、主催の方にも喜んでいただけますし、色んな方との会話も広がります♡ 薔薇文様の本塩沢に春の草花とヒヨコの刺繍帯。本塩沢の織元は南雲織物、帯はれえすの花。 山種美術館「花*Flower*華 ー琳派から現代へー」(〜 6月18日まで)...
View Article葛藤の部屋 / 葛布の日傘 / 縞に花文様の本塩沢に胡蝶蘭の染め帯
高麗縁の畳と細い桟の遮光障子の雅やかな室礼の部屋をつくっていますが、葛布の壁紙に藤布の畳縁という上質で野趣な部屋もいいなあ…と。葛と藤、どちらも樹木に絡みつく蔓草で、そのもつれた状態が <葛藤>です。...
View Article「生駒暉夫 染飾展」 at 銀座かねまつギャラリー
「生駒暉夫 染飾展」が銀座かねまつホールにて開催中(〜 4月30日) 東京友禅作家の生駒暉夫さんと京友禅とも加賀友禅とも違う、東京友禅の世界。東京友禅は渋く控えめなシックな色目が特徴といわれますが、生駒作品は色が澄んでいて美しい。空気の流れのようなものを感じます。同系色の濃淡での表現が多いからでしょうか。 紫陽花も生駒作品の表現ですと、写実的すぎず洗練された洒落たものになります。...
View Article「武」にちなんだ装い / 毘沙門亀甲文様の茜染に胡簶に鎧縅文様の唐織の帯
衣紋道高倉流の端午の節句行事へ 端午とは端(はし)の午のこと。元来は月はじめ(端には始まりという意味合いもあり)の午の日のことでしたが、午は五と音が通じることから毎月5日のこととなり、のちに奇数月と同じ日が重なる日を特別な日と考える中国の重日思想と、田植えの前に女性だけが家に籠もり身を清める日本の五月忌みの風習が...
View Article昭和の日の昭和のコーデ / 白地の本塩沢に朱色の樹下双獣文の染め帯
今日は「昭和の日」。昭和天皇の生誕の日です。1989年の今上天皇の即位から天皇誕生日はかわりましたが、ゴールデンウィークを構成する祝日として「みどりの日」となり、2007年に「昭和の日」と改められました。「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧みて国の将来に思いをいたす」という意味が込められています。...
View Article変装…。 東京キモノショーへ / 紅型風小紋にみちのく花織の帯
変装していきましたが、入口でバレてしまいました。 ちゃぶ台があったらこれでしょう 黒電話も懐かしい 東京キモノショーにて。レポは明日に。【4月30日の装い】東京◇晴れ(湿度40%) / 最低気温11℃ 最高気温24℃紅型風小紋にみちのく花織の帯をコーディネート *:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆...
View Article「ファッションとアート 麗しき東西交流」展 内覧会 at 横浜美術館
ここ数年、染織に関するものや、服飾文化を美術として捉えた展覧会が増えてきたように思います。着物を着る人も増えて着物で美術鑑賞を楽しむ方も増えて相乗効果♡ 横浜美術館にて開催中「ファッションとアート 麗しき東西交流」(〜 6月25日)の内覧会へ。 菖蒲の季節にあわせて菖蒲の御所解文様の染め帯でいきました。すると菖蒲文様のドレスが展示されておりましたヾ(@°▽°@)ノ...
View Article朱鷺の棲む島へ♪
朱鷺の棲む島へ♪冠雪の山々を背に向かいます。北国の春も美しい♡【5月3日の装い】佐渡◇晴れ(湿度55%)/ 最低気温8℃ 最高気温18℃藍の割り込み絣の大島紬に玉那覇びんがた工房の魚籠の紅型帯蟹の古布コラージュのバッグ佐渡ヶ島といえばレポは後日♡
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