久米島には沖縄全土の土が揃うといわれるほど多くの鉱物があり、泥染め、ゆうな染めの他に大地染があります。こちらは、地色は赤土染、焦茶色は車輪梅の鉄媒染の糸の大地染の久米島紬です。
重要無形文化財指定10周年記念の久米島紬展で大地染の久米島紬を拝見し、この明るいオレンジ色に魅かれて、絣からお誂えをお願いしました。
燕好きなのでトゥイグワーにジンダマの緯絣で動きをつけていただきました♡
つくり手は、山城智子さんです。
久米島紬は分業でなくひとりのつくり手が染めから織まで一貫作業でおこなわれます。
久米島紬は沖縄という熱い地域でつくられますが真綿紬ならではのホッコリ感があります。単衣にお仕立てしました。なぜ単衣かというと…、着物は着脱ができないので、温暖化の昨今、そして暖房がはいった中での着物生活では単衣のほうが着用時期が長くなるのです。そして、いつか久米島にこの大地染を着ていこう!と思っているので。沖縄は冬でも単衣で大丈夫。
【4月19日の装い】晴れ(湿度26%、真夏日) / 最低気温15℃ 最高気温26℃
大地染の久米島紬に読谷山花織の帯をコーディネート
帯あげは龍工房、帯〆は志ま亀。ちょっと五月蝿すぎたかな…。
日傘は沖縄瀬底島のびんがた工房べにきち
バッグはジャマン•ピュエッシュ、ぞうりの花緒はTextile COCOONの西川はるえのネパール産大麻糸で織られたもの、製作は伊と忠、台は菱屋カレンブロッソ
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