東京キモノショーへ♪ 日本橋三井ホールにて開催中(〜5月7日まで)
日常的な着物が浸透していくには、できるだけ多くの人の眼を色んなタイプの着物姿に慣れさせていくしかないと思っています。
なので、着物を着る人が楽しむイベントがあるのは大歓迎です♪
ただ…、三井ホールで開催される着物イベントは出展者や客層がかぶっていることもあって、着物業界の方々と親しくさせていただいている私でも、違いがよくわからないのが正直なところではあります。それだけ積極的な着物業界の方とそことつながりたいエンドユーザーが濃いということかもしれません。
そこに入りにくい人もいるんじゃないかな…と、こうした着物イベントを紹介する度に思うのですが、エンドユーザーにとって情報や例はたくさんあったほうが良いのですから、肉眼でみること、そして空気感を体感するということだけでも足を運ぶ価値はあると思っています。
●着物姿200体コーディネート●
トータルコーディネートをみることができます。ボディへの着つけの着付け師を表記しているのも画期的でしたが、今回はお仕立ての良し悪しについて着目されていました!良いお仕立てには☆がついています。
仕立ての良し悪し、着やすい仕立て、優しい仕立て。そして良いお仕立ての条件の説明書が入場のときにもらえます。それに基づいて良い仕立てには☆をつけているのだそう。
お仕立て屋さんの連絡先や価格帯がわかりやすく表示されていると、エンドユーザーにはさらにありがたいのですが…。どうでしょう?
●着物バーチャルフィッティング●
会場にある200体コーディネートを着装したらどうなるか?デジタルサイネージによって骨格を認識して着たようにみせてくれます。
テクマクマヤコンテクマクマヤコン、栗山紅型にな〜れ♪
手をあげると袖もあわせてあがってくる。
ご説明くださったのは、着物デザイナーの木越まりさん。
●昭和な撮影スペース●
和室仕様ってみょうに寛いでしまう…。
イラストレーターの岡田知子さん。美しいキモノでもお世話になっております。
岡田さんは着物愛好家のイラストレーターでいらっしゃるので、着物の着付けや着姿など詳細に正確に描ける貴重な方なのです♡
丹後の柴田織物の柴田祐史さんと小林染工房の小林知久佐さん
●富士山のカヌレ●
白金台のティルプスというフレンチプロデュースによる「富士山のカヌレ」
お二方はお土産にも購入されていました♡
●茶室「星霜軒」●
檜の桟でつくられたお茶室
こちらをつくられたのは、「東京キモノショー」実行委員長の中野光太郎さんです!
中野さんは染織作家さんなのですが…、こんなこともできちゃうのですね。しかし実行委員長自ら…(゚_゚i) 模型もみせてくださいました。
●2日目の打ち上げ?●
あー、この時間になると、ウィッグがずれている@@;
歩きやすい足元をつくるお二方の会談も実現!?
一脇の脇坂一之さんと菱屋カレンブロッソの廣田裕宣さんと
今日の髪型、ビックリされるかなあ…と思っていたのですが、廣田さんの金髪に負けた!
草履業界ももうつくられない材料があるとのことで色んな意味で危機感。それでもそれに変わるもの、さらに進化したあらたなものをぜひつくっていただきたいです。その土台をつくられた方々なのですから、きっとできると信じております。
変装のつもりだったけれど、変装にもならず、ウィッグで長時間のしかも着物業界&着物エンドユーザーだらけのところへいくのは、やはり無謀でありました(^_^;)
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