上品で優美な柔らかものにするか、動きやすく華美にならないかたものにするか…、それが問題の日。
夜は重厚な西洋建築の美術館での内覧会
日中は銃検査のために所轄の警察署へ。
学生時代からの趣味でクレー射撃をやっております。日本では自分が所持する銃のみ撃つことができるので、私も上下二連式散弾銃を所持しております。銃の所持には、年に一度、銃検査があり警察署へいかねばならないのです。(実際は更新や手続きで年に数回いくことにはなる)
射撃場へ射撃をしにいくわけではないので、日常着の着物で問題ないのですが、警察署へ出向くのにあまりに華美は装いは避けたい^^;
着物で散弾銃を組み立てる姿は、中々珍しいと思います。
熟考の末、かたものの紬にはんなり系の染め帯をあわせることにいたしました。
【4月22日の装い】横浜◇曇りのち雨( 湿度52%) / 最低気温14℃ 最高気温19℃
雨コートを着ると蒸れるので、単衣の結城紬です。
二枚張りの雨傘はHANWAY、古布コラージュの籠バッグは松枝忍
藍地の結城紬にぎをん齋藤の扇にアヤメの御所解の塩瀬の染め帯をコーディネート
ぎをん齋藤の御所解帯の定番の生地は縮緬地なのですが、文様が5月向きですので涼やかな印象になるように塩瀬地でお誂えいたしました。
白いしつけ糸のようなものは、ぐい縫いです。
「ファッションとアート 麗しき東西交流」展 横浜美術館にて開催中(〜 6月25日まで)
みているのは、ポスターにもつかわれている、小袖から仕立て直したドレス。
大和和紀「ヨコハマ物語」の中で、叶屋を継いだ万里子が熨斗目文様の友禅をドレスに仕立て直して鹿鳴館で着用しオーダーをとった場面を彷彿します。
御所解文様は、綸子地に四季の花や扇や御所車など文学や能に頻出するものが配されているのが特徴。ドレスには軍配、私が着用している帯には扇。
ターナー(イギリス)ディ•ドレス /1872年頃 ◇ KCI所蔵
展覧会のレポは後日に^^/
※画像は主催者の許可を得て撮影したものです
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