赤と黒がテーマの装い / 立涌文様の紬にれえすの花の金魚の染め帯
今日のテーマは、赤と黒。そして中国。 ある場所にあわせて選んだのですが、そのレポートは後ほど。 【6月12日の装い】東京◇雨のち曇り(湿度が高い) / 最低気温21℃ 最高気温23℃ 立涌文様の単衣の紬にれえすの花の金魚の絽の染め帯 れえすの花といえば、アンティークを復刻した刺繍やアップリケの帯が多いですが、 元々は引き染めをやっていらしたお家だそうで、糸目友禅の素敵なものもつくっています。...
View Article製織《絣の種類、配列、絣糸の数》at 本場大島紬協同組合 / 奄美&鹿児島の旅 その6
日本きもの学会 来島記念 本場奄美大島紬産地交流レセプション at 奄美&鹿児島の旅 その5 のつづき 日本きもの学会産地研修の2日目は再び、本場奄美大島紬協同組合へ 大島紬は1935年(昭和10年)から生産品の均一化のために紬糸から本絹糸になりました。 昔は奄美には桑の木が多く自生し養蚕が盛んで、その頃は真綿糸を泥染めして地機で...
View Article販売会と資料館 at 本場奄美大島紬協同組合 / 奄美&鹿児島の旅 その7
製織《絣の種類、配列、絣糸の数》at 本場大島紬協同組合 / 奄美&鹿児島の旅 その6 のつづき 日本きもの学会の産地研修旅行に参加したのは4回目。 今回の産地研修でははじめて、お買い物時間がありました。 きものの展示会は好きですが、販売会のようなものはどうにも苦手な私…。 とくに即断即決を求められるような売り方をされると、買い物意欲が激減...
View ArticleIKESYOKU展 at 新宿伊勢丹 / 墨色の雪花絞りに墨描きの枇杷の画の染め帯
新宿伊勢丹にて開催中のIKESYOKU展へ(~6月17日まで) 脈々とつづく技を伝承しつつ新しい感性でものづくりをするイケテル職人さんたちの集まりです。 江戸小紋の廣瀬雄一さんと有松絞りの鵜飼小百合さんと 廣瀬さんの地張りと型付けの実演 糊がずいぶんと黒い(・_・;)? 活性炭入りの防染糊なのだそうです。 型紙は白く残る部分が彫られています。...
View Articleサムライブルーの色 / 藍色地の蛇籠に四季草花の絽小紋に龍村美術織物の燕に燕子花の織なごや帯
【6月15日の装い】東京◇晴れ(湿度低く快適晴れ)/最低気温20℃ 最高気温30℃ 藍色地の蛇籠に四季草花の絽の小紋。 サムライブルーの色、ジャパンブルーの装いにしてみました 1875年(明治8年)にイギリス化学者アトキンソンが来日したおり、藍染めの深い青色を ジャパンブルーとして、提唱し賞賛したことから、日本の藍は世界中に知れわたることになります。...
View Article「歩く生き物図鑑」犬犬コーデ / 幾何学文様の絹紅梅に犬の染め帯
30℃超えの日中の普段着は無理せず薄物を着ております。 【6月16日の装い】東京◇晴れ(風があって心地よし)/ 最低気温22℃ 最高気温30℃ お茶のお稽古へ 水屋当番でしたので、襷掛けに前掛けスタイル←写真なし 涼やかな絹紅梅のきものに麻の帯で。 涼感がですぎないように、赤を基調にコーディネートしました。 日傘は、大井川葛布。黄檗とラックタイで、真っ赤に染めていただきました。...
View Article長谷寺の紫陽花の径(あじさいのみち) いざ!鎌倉 紫陽花巡り その1
紫陽花の名所といえば…、鎌倉 人混みは苦手なのですが、人が集まるにはやはり理由があるのです。 この時季ならではのお楽しみ。行って参りました♪ 十一面観音像の長谷寺。奈良の長谷寺は牡丹の名所ですが、鎌倉の長谷寺は紫陽花。 こちらの十一面観音は、大和の長谷寺の十一面観音と同じ楠の大木でつくられているといわれ、 721年(養老5年)に大和の長谷寺の開基である徳道が十一面観音像を2体つくり、...
View Article成就院〜由比ケ浜 いざ!鎌倉 紫陽花巡りその2
長谷寺の紫陽花の径(あじさいのみち) いざ!鎌倉 紫陽花巡り その1 のつづき(^-^)/ ノスタルジックな江の電と雪花絞りは相性良し 極楽寺切り通しの途中にある成就院(じょうじゅいん)へ。 縁結びの不動明王像がある、真言宗の寺院です。 境内にある不動明王(ご本尊)の分身の写真を携帯の待ち受けにするとご利益があると、 パワースポットとして女性誌に紹介されたこともあるようで…。...
View Article「描かれたチャイナドレス」展 内覧会 at ブリヂストン美術館
「描かれたチャイナドレス」展の内覧会へ ブリヂストン美術館にて開催中(~7月21日まで) ※撮影及び「きものカンタービレ♪」への掲載を主催者さまより許可いただいております。 チャイナドレスを着た女性が描かれた日本画として真っ先に思いつくのはこちら。 安井曾太郎「金蓉」 モデルの女性は、上海領事のご令嬢で才媛として誉れ高かった小田切峰子。 細川護立が安井曾太郎に依頼し描かせたものだそう。 ん?...
View Article葦に鳥文様の単衣の付けさげに流水に花の絽綴れ帯
暑い季節は暑い国のものがいただきたくなります。 甘辛くてサッパリしたタイ料理でした。美味し~い♪ 鹿児島料理にどことなく通じるものがあるような…。南の土地つながり? タイシルクの光沢はタイの装束にこそあっているような気がします。 その国々の装束、良いものですね。 日本にいながらでもレストラン巡りで民族衣裳探訪ができるかな…(-_☆) 【6月20日の装い】東京◇曇り(湿度61%、少し風あり) /...
View Article富岡製糸場、世界遺産へ / 小田島克明の浮花織の生紬にれえすの花の木賊に兎の刺繍帯
世界遺産というものは、人の心を動かすものでなければならない。 2014年6月21日カタールの首都ドーハで開かれたユネスコ(国連教育科学文化機構) の第38回世界文化遺産委員会にて、富岡製糸場と絹産業遺跡群が世界遺産に決定しました。 昨年の秋、ユネスコ諮問機関イコモス(国際記念物遺跡会議)の調査委員として 中国国立シルク博物館館長が富岡製糸場とその周辺の絹産業遺跡群の田島弥平旧宅、...
View ArticlePR: 土砂災害から命を守る心得とは!?-政府ネットTV
早めの避難に必要な知識や日頃からの備えなど、命を守るために必要なポイントをご紹介 Ads by Trend Match
View Article奄美パーク&田中一村美術館 日本きもの学会産地研修旅行 / 奄美&鹿児島の旅 その8
販売会と資料館 at 本場奄美大島紬協同組合 / 奄美&鹿児島の旅 その7 のつづき 奄美の自然と文化を学ぶテーマパーク、奄美パークへ 奄美大島の文化を手繰る、奄美の郷。 日に焼けて色が退色したままの奄美大島紬が展示されていました 秋名バラ、龍郷柄、どちらも絣の真骨頂!なのに…、ひどすぎるY(>_<、)Y リメイクやこういった展示が、大島紬を古びた感じに連想させてしまう気がします。...
View Article腰原きもの工房のパラソルの染め帯にkohaの蓮文様の晴雨兼用傘
雨の日のお出掛けを楽しくするために、傘にはこだわりをもっておりますが、 いつのまにやら傘フェチになり、傘文様も気になるようになりました。 お気に入りのカラフルなパラソルの描かれた染め帯 豪雨ではつかえませんが、雨の日を華やかに彩ってくれます。 蓮の花のプリントの晴雨兼用日傘 大柄の傘は、きものや帯とのバランスが難しいのですが、これはこれで良しとします。 お茶のお稽古へ 東貴人且座と法磨之式...
View Article薩摩切子と雪花絞り at 城山観光ホテル / 奄美&鹿児島の旅 その9
奄美パーク&田中一村美術館 日本きもの学会産地研修旅行 / 奄美&鹿児島の旅 その8 のつづき 鹿児島といったら、桜島 鹿児島のお宿は、桜島の眺望が抜群の城山観光ホテルです。 ここの露天風呂から見る桜島の夜明けが素晴らしいのと、 おススメされていたので、朝5時起きして露天風呂へ。 薄曇りでぼんやりとでしたが、桜島の朝日みることができました。...
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View Article「いとなみの自然布展 Ⅲ」へ / 墨色地に赤の向日葵の結城縮に絹と苧麻の交布の六寸帯
シルクラブにて開催中「いとなみの自然布展 Ⅲ ~植物の力 人の知恵~」(~6月30日まで) へ 布の原点である自然布。麻を栽培し繊維を取る以前、遥か昔の話(縄文時代から)ですが、 古代の人々は野山に自生する靭皮繊維から布を織っていたといいます。 昔々はその地域で織られ受け継がれてきたものですが、現在では保存会で技術を継承して いく形になっています。...
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