奄美パーク&田中一村美術館 日本きもの学会産地研修旅行 / 奄美&鹿児島の旅 その8
のつづき
鹿児島といったら、桜島
鹿児島のお宿は、桜島の眺望が抜群の城山観光ホテルです。
ここの露天風呂から見る桜島の夜明けが素晴らしいのと、
おススメされていたので、朝5時起きして露天風呂へ。
薄曇りでぼんやりとでしたが、桜島の朝日みることができました。
この写真はホテルの方が露天風呂より撮影した別の日の朝日。お写真いただきました。
鹿児島といったら、薩摩切子
薩摩切子は、薩摩藩第10代島津斉興により1846年(弘化3年)に長崎から伝来した外国の
ガラス製造の書物をもとにしてつくられました。蘭癖といわれた11代島津斉彬は、さらに
殖産興業として、ガラス製造に力をそそぎ、当時日本で不可能だった紅・藍・紫・緑・などの
発色に成功します。薩摩ビードロといわれ将軍家や大名への贈り物として、さらに欧米諸国
へも輸出されますが、幕末から西南戦争にかけての混乱で、明治初頭に薩摩での技術は
途絶えたといわれています。その後1985年(昭和60年)から薩摩切子の復刻が試みられています。
斉彬のころつくられた紅色の薩摩ガラスはその美しさからとても称賛されました。
復刻が試みられてからもその再現は難しく今も珍重される色です。
現在は島津家32代島津修久さんが会長をつとめられている島津興業がつくっています。
【5月9日の装い】鹿児島◇晴れ時々曇り(湿度50%) / 最低気温18℃ 最高気温26℃
さて五月はじめのこの頃、本来ならばまだ袷なのですが…、朝風呂あがり~さらに…、
ということもあって、雪花絞りの浴衣をきものがわりに着ました。
雪花絞りと薩摩切子、似ているつながりです。
南国のエメラルドブルーを意識したコーディネートの帯あげと帯〆
鹿児島の旅レポ、つづきます(^-^)/
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薩摩切子と雪花絞り at 城山観光ホテル / 奄美&鹿児島の旅 その9
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