喜如嘉の芭蕉布と自然布ツアー•ウェルカムパーティー /琉球染織巡りの旅 その2
城間びんがた工房を後にして宿泊先のJALプライベートリゾートオクマへ向かいます。 喜如嘉の更に北にあり那覇からは約2時間。遠い~(°д°;) 沖縄には何度も来ているのですが、ここまで北に来たのははじめてです。 この日はウエルカムパーティーが開かれました。 ツアーを取り仕切ってくださった大井川葛布の村井龍彦先生と良子先生と...
View Article「日本工芸会」×「美しいキモノ」60周年記念作品展 at 日本橋三越
「日本工芸会」×「美しいキモノ」60周年記念作品展へ 日本橋三越本店呉服特選サロンにて開催中(~2月4日まで) 美しいキモノ2013年冬号に掲載されている、日本工芸会の先生方が60周年のお祝いに 制作された作品が展示そして販売されています! 画像ではこの素晴らしさが伝わらないのが残念ですが、ガラスケース越しでないゆったり とした展示なので、ぜひご自身の肉眼でみてください。...
View Article小山憲市紬織展 at 銀座清月堂ギャラリー
銀座清月堂ギャラリーにて開催中の小山憲市紬織展へ (~2月2日まで) 小山憲市先生と 上田紬といったら縞や格子柄が特徴で、表地1枚に裏地を3枚取り替えるほど丈夫なこと から三裏縞とも称されました。結城紬、大島紬と共に日本の三大紬ともいわれたこともあります。 玉繭から手引きされた糸や座繰りの糸をつかってザックリと織られた素朴な織物というイメージ...
View Article芭蕉布づくりワークショップ•苧剥ぎ at 喜如嘉の糸芭蕉畑 / 琉球染織巡りの旅 その3
喜如嘉の芭蕉布と自然布ツアー•ウェルカムパーティー /琉球染織巡りの旅 その2 のつづき♪ 喜如嘉滞在中の2日間、「芭蕉布今昔展」「日本の自然布展」両展示のギャラリートーク、 ひろいのぶこ先生の講演会、古代織産地連絡会のシンポジウム、芭蕉布づくりのワークショップと、 盛りだくさんの内容で、どこからどうレポしたらいいものか…。...
View Article芭蕉布づくりワークショップ•苧引き at 芭蕉布会館 / 琉球染織巡りの旅 その3
芭蕉布づくりワークショップ•苧剥ぎ at 喜如嘉の糸芭蕉畑 / 琉球染織巡りの旅 その3 のつづき 「苧引き(ウービキ)」です 芭蕉布の良し悪しに大きく影響する重要な工程。 苧炊きし束ねた皮は水洗いをして木灰汁を落とし竹ざるにいれて水分を落とします。 束ねてある皮を解いて、根のほうを右にして膝前に横に流して置きます。 根のほう、天のほうという、植物が土にあった姿のこと。お茶の炭点前に似ている...
View Article芭蕉布づくりワークショップ•苧績み at 芭蕉布会館 / 琉球染織巡りの旅 その5
芭蕉布づくりワークショップ•苧引き at 芭蕉布会館 / 琉球染織巡りの旅 その4 のつづき 「苧績み」です 芭蕉布の工程の中で最も時間と技を必要とする作業です。 斜め後ろでは 、平良敏子先生が黙々と作業中…(+_+) 苧引きされた繊維は経糸用(固くて色が残っているもの)と緯糸用(柔らかいもの)に わけられ、風邪の当たらない日陰で竿に掛けて乾燥させます。...
View Article芭蕉布今昔展 at 大宜味村農村環境改善センター / 琉球染織巡りの旅 その6
芭蕉布づくりワークショップ•苧績み at 芭蕉布会館 / 琉球染織巡りの旅 その5 のつづき 「芭蕉布今昔展」「日本の自然布展」両展示とギャラリートークを、喜如嘉滞在中2日間の 講演会とシンポジウムそしてワークショップの前後に堪能いたしました。 「芭蕉布今昔展」は大宜味村農村環境改善センターの2階にて開催 昨年の夏と秋に東京と那覇で開催された芭蕉布展の集大成ともいえる展示。...
View Article喜如嘉の七滝と長寿弁当 / 琉球染織巡りの旅 その7
芭蕉布今昔展 at 大宜味村農村環境改善センター / 琉球染織巡りの旅 その6 のつづき ご長寿の村として知られる喜如嘉。 そこには村の方々が神聖な場所として大切にされているところがあります。 芭蕉布づくりのワークショップの日、昼休みに平良美恵子先生が案内してくださいました。 喜如嘉の七滝です。 芭蕉布会館から歩いて15分ぐらいだったでしょうか。集落の奥地にあります。...
View Articleいしかわ伝統工芸フェア2014 at 東京ドームシティ•プリズムホール
一面の銀世界です…(-_\)(/_-)三( ゚Д゚) 本日はこれからお茶会なのですが… 昨日のレポートを。 いしかわ伝統工芸フェア2014へ (~2月9日まで) オープニングには大地真央さんがいらっしゃってテープカットをされだのだそう。 お誘いくださった加賀友禅PR大使の鶴賀雄子さまと 加賀友禅の起源は約500年前の加賀独特の染め技法であった梅染といわれています。...
View Article日本の自然布展 at 大宜味村農村環境改善センター / 琉球染織巡りの旅 その8
喜如嘉の七滝と長寿弁当 / 琉球染織巡りの旅 その7 のつづき 「芭蕉布今昔展」と併設して「日本の自然布展」が開催されました。 今回のツアーを主催された古代織産地連絡会の羽越しな布、大麻布、手紡木綿、葛布、 藤布、芭蕉布、宮古上布の工房が出展。生産者の方によるギャラリートークもありました。 芭蕉布の産地である喜如嘉で開催することによって、喜如嘉の方にも他の産地でも脈々と...
View Articleひろいのぶこ先生「樹皮と草皮の布、その可能性」at 喜如嘉公会堂 / 琉球染織巡りの旅 その9
日本の自然布展 at 大宜味村農村環境改善センター / 琉球染織巡りの旅 その8 のつづき 「芭蕉布今昔展」の会期中に講演会とシンポジウムが開かれました。 前評判も高く大勢の方がいらっしゃることが予想されましたが、朝は那覇にあった雨雲が、 ちょうど講演会がはじまる頃に喜如嘉にやってきてしまったらしく、土砂降り あまりの雨足の強さに足が遠のいた方もいらしたかもしれず、残念ですね(ノ_-。)...
View Article古代織産地連絡会シンポジウム「自然布の行方」at 喜如嘉公会堂 / 琉球染織巡りの旅 その10
ひろいのぶこ先生「樹皮と草皮の布、その可能性」at 喜如嘉公会堂 / 琉球染織巡りの旅 その9 のつづき ひろい先生の講演会の後は、自然布の生産者でもある古代織産地連絡会の方々を パネリストとしてシンポジウムが開催されました。 布の原点である自然布。麻を栽培し繊維を取る以前、遥か昔の話(縄文時代から)ですが、 古代の人々は野山に自生する靭皮繊維から布を織っていたといいます。...
View Article勢理客の獅子舞 at 喜如嘉公民館 &琉球料理 &最終日の夜/ 琉球染織巡りの旅 その11
沖縄の伝統芸能のひとつ、浦添の獅子舞。 獅子舞は旧暦八月十五夜の村遊びの行事として古くから伝わる伝統芸能。 浦添の獅子舞は舞の種類が多く、勢理客13種、内間、仲西9種が伝えられていて、 勢理客の獅子舞は国無形文化財にも指定されています。 ※浦添市観光協会HPより参照 こちらは子供による獅子舞。あとででてくる大人との大きさを比べてみてください。 勢理客の獅子舞は400年つづく歴史があります。...
View Article瀬底島の紅型工房「べにきち」へ / 琉球染織巡りの旅 その12
勢理客の獅子舞 at 喜如嘉公民館 & 琉球料理 & 最終日の夜/ 琉球染織巡りの旅 その11 のつづき 「喜如嘉の芭蕉布•自然布ツアー」の古代織産地連絡会の皆さまを、名残惜しくお見送りし、 ここからは別行動で琉球染織巡りの旅へ 免許はあれどペーパードライバーの私、沖縄は何度も来ているけれど、いつもリゾートホテルで ゆったりくつろぎ旅行なので、土地勘は全くない…。...
View Article琉球かすり会館へ / 琉球染織巡りの旅 その13
瀬底島の紅型工房「べにきち」へ / 琉球染織巡りの旅 その12 のつづき 瀬底島に別れを告げひたすら南下。沖縄本島って広いんですね…。 途中、国際色豊かなアメリカンなハンバーガー屋さんにてランチ いよいよ、琉球絣の生産量の90%を占める南風原の町です。 琉球絣事業協同組合が入っているかすり会館へ 絣の技法はインドからはじまったといわれています。東南アジアを経由して14~15世紀頃...
View Articleきもの文化検定 パーティー at 京都ホテルオークラ @なう
きもの文化検定 合格者表彰式&記念パーティー日本工芸会60周年を意識して、今年はこちら。故森口華弘氏の蒔糊友禅の訪問着に北村武資先生の経錦の袋帯をコーディネートおめでとうございます^_^琉球染織巡りの旅レポートの途中ですが、京都に滞在中。しばらく「なう」と Facebookページ にて記事をあげます(^-^)/
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