紫色地の露芝に萩模様の絽の小紋に霞取りに秋草の絽のなごや帯
軽井沢の避暑から戻り、久しぶりに都内でお出掛け。「上村松園 〜美人がの精華〜」内覧会に山種美術館へ♪ 東京はまだまだ暑い…(゚ー゚;しかし秋を迎える夏の終わりの装いです。 【8月30日の装い】東京◇曇り時々小雨(湿度73%) / 最低気温27℃ 最高気温33℃...
View Article紺仁の菊模様の越後型綿紅梅にぬぬパナの亀田恭子の皮芭蕉の帯
長月となりました。新居の完成と引越しを目前に控えておりますが、さらに突然のとりこみごとがありまして慌ただしくしております。溜まっているレポ、書き残しておきたいこと、お伝えしたいこと、などなど、沢山ありますが、緩々でお許しください。【8月31日の装い】霧雨後くもり(湿度87%) / 最低気温21℃ 続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article着物を着るのには「理由」が必要?
着物生活をはじめて10年が過ぎました。 「家でも着物で生活しよう」と思ったのには理由があります。ただ単に着物が好きで常に着物を着ていたいからではありますが、それよりも「朝香沙都子はいつも着物の人だ」とまずは身近な周囲の目から慣らしてしまいたかったのです。...
View Article犬犬コーデ / 杉山織物のオーガニックラミーの小千谷縮に墨描きの犬の麻帯
今日の東京は涼しかったですね。このまま残暑もなく秋へと向かうのでしょうか。この気温なら衣更えをして単衣の着物がちょうどよいのですが、訳あって今週は温度設定が28℃のところに長時間おりますので、夏の装いです。透け感をおさえて違和感のないようにしております。 【9月4日の装い】東京◇霧雨時々曇り(湿度88%) / 最低気温20℃ 最高気温23℃...
View Article蟹蟹コーデ / 海松色の琉球壁上布に河鍋暁斎の「蟹の綱渡り」の麻帯
眼下に広がるのは築地市場だからというわけではないのですが、本日のコーディネートのテーマは「蟹」松枝忍の蟹の古布コラージュの籠バッグハサミの先には刺繍がされていて立体感をだしています。帯は河鍋暁斎の「蟹の綱渡り図」【9月5日の装い】晴れ(湿度71%続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article菊文様の越後型絽の小紋に紗地に古裂の切り嵌めに柘榴と小鳥の刺繍の帯
衣紋道高倉流東京道場のエントランスには菊の花を真綿で包む菊被綿(きくのきせわた)が飾られていました。重陽の節句にちなんで菊の装い。お茶席などでは室礼とかぶらないようにちなみ柄はさけますが、行事でのちなみ柄は楽しむためのあえての装いです。 【9月6日の装い】東京◇霧雨のち曇り(湿度99%) / 最低気温20℃ 最高気温23℃...
View Article技を生かした図案作成〜型彫り / 小林染工房の丹後ブルー×栗山工房の京紅型のコラボ その1
お待たせいたしました。小林染工房と栗山工房の技を生かしたコラボレーションの帯の工程レポのスタートです♪ 音楽祭シーズンである夏に楽しめるように夏大島生地に染めていただきました。なので絹の絽の小紋にも生紬や麻などの先染めの織りの着物にもあいます。 地染めとグランドピアノの天板の暈しは丹後ブルーをつかった引き染めの技、鍵盤は型紙で糊置きし手挿しで彩色という京紅型の技。...
View Article兎兎コーデ / 山桃色の格子にトゥイグワーの琉球壁上布に樋口工藝社の月に兎の麻帯
秋の文様といえば、「月に兎」 月の影の文様が兎のようにみえることから、月に兎が住んでいるという伝承が日本だけではなく中国やミャンマーなどにも残っています。これはインドに伝わる仏教説話からきているようです。 2017年の中秋の名月は10月4日です。それまで、兎コーデは秋の文様として楽しめそうですね♡...
View Article重陽の節句
2017年の「重陽の節句」は10月28日です。その頃はちょうど菊の見頃ですね。 今年の夏は雨も多く幾分か涼しくはありますが、五節句は旧暦でつくられたものですので、現在のグレゴリオ暦の重陽の節句である9月9日は自然界では菊の花は咲いていません。...
View Article夏仕様だけど秋色 / 砂色の琉球壁上布にぬぬパナの亀田恭子の皮芭蕉の帯
朝夕の空気はすっかり秋らしくなりましたが、日中の最高気温は30℃。まだまだ暑いです。重陽の節句を過ぎましたが、単衣ではなく夏物を着ています。 季節感は文様と色で表す。身体に負担をかけるような着物を選ばないことが、本当の着物生活をつづける秘訣です。なので、素材は夏仕様だけれど秋色で秋らしく。 【9月10日の装い】東京◇晴れ(湿度61%) / 最低気温22℃ 最高気温30℃...
View Article9月の薄物は墨色の長襦袢で透け感を消す / 瑠璃色地にトゥイグワーの琉球壁上布に秋桜の麻帯
夏の着物は薄物といえど、冷房の効いた室内では心地よいですが、炎天下の真夏の空の下を歩きまわるのに向いているとはいえません。でも秋めいてきた今ぐらいの気候なら、薄物の着物で歩きまわっても汗をかかず、風を通してくれて快適なのです♡...
View Articleブータンの腰機体験をやってみた♪ / 新•東京スピニングパーティー 2017
家の取り込みごととお引越しに追われている9月ですが「朝香さん、ここは無理しても絶対に行ったほうが良いよ。楽しいから!」と教えていただきいってまいりました! 「新•東京スピニングパーティー」へ♪「紡ぐ、染める、織る、編む、組む、縫う。人から人へ 手から手へ」をサブテーマとした日本全国から糸づくりに関わる人が情報交換しあう貴重なイベントです。...
View Articleススキに雁の描絵の紗紬に秋草の刺繍に文箱の絞りの帯
大相撲九月場所4日目。国技館に来ています。ススキに雁の描絵の紗紬。紗紬は透け感が少ないのでお彼岸ぐら続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article大相撲九月場所 4日目 at 両国国技館
四横綱時代となり前売券は即日完売、全日札止めと再び隆盛を迎えた大相撲。閑古鳥が鳴いていた時代を知っていただけに、この盛況ぶりは嬉しい♡ 大相撲九月場所4日目の観戦へあれ、国技館の壁に描かれていた相撲浮世絵が無くなっている(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)かわりに横綱のパネルが置かれていました。 今場所は、三横綱が休場、そして大関高安をはじめとした人気力士も休場という異常事態。...
View Article注染で手ぬぐい染め体験♪ / 新•東京スピニングパーティー その2
ブータンの腰機体験をやってみた♪ / 新•東京スピニングパーティー 2017 のつづき^^/ 各ブースの中でのワークショップには、ウールの糸紡ぎ、真綿の手紡ぎ、紐づくり、カード織、ポーランドの二重織、リボン織など色々あります。 「てぬクリ工房」では、注染で手ぬぐいを染めました♪...
View Article鳥獣戯画の注染手ぬぐいのできあがり♪
先日の「新•東京スピニングパーティー」で染めた注染の手ぬぐいができあがりました♪ 注染で差し分け染めをした糊がついたままの状態で持ち帰り、家で水洗いをして糊と余分な染料を洗い流しました。2日ほど浸けおきましたが染料は中々とれませんでした。何度か脱水を繰り返し、その後、天日干し。...
View Article木の葉模様の注染の浴衣に知花花織の半幅帯
木の葉模様の注染の浴衣にあわせていたのは、日高昌江の知花花織の半幅帯です。 ちなみに、知花花織には裏に経糸が渡る綜絖花技法のものと、刺繍のように文様部分をすくいとり裏に糸が渡らない縫取りの手花技法のものがあります。...
View Article台風の日の装い / ピンク色格子文様の阿波しじらに葡萄が描かれた小千谷縮の染め帯
大型で強い台風が迫ってきています@@;なので、雨に濡れても大事に至らない木綿の着物に麻の帯の装い。 阿波しじらはサッカー生地のようなシボがありとても軽くて着心地が良いので着ていてとても楽。そして洗濯機で洗える着物なので台風の日でも着ています。...
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