お待たせいたしました。小林染工房と栗山工房の技を生かしたコラボレーションの帯の工程レポのスタートです♪ 音楽祭シーズンである夏に楽しめるように夏大島生地に染めていただきました。なので絹の絽の小紋にも生紬や麻などの先染めの織りの着物にもあいます。 地染めとグランドピアノの天板の暈しは丹後ブルーをつかった引き染めの技、鍵盤は型紙で糊置きし手挿しで彩色という京紅型の技。 一口に「後染め(糸を白生地に織ってから染料で染める)」といっても、様々な技法があり、それぞれに職人がいます。そして、各々にやり方が違います。2つの工房でのコラボは相互理解しあうまで大変だったようです。 今回、コラボレーションをお願いしたのは、引き染め職人の小林知久佐さん 栗山工房三代目であり京紅型職人の西田裕子さん 丹後ブルーの暈し染の美しさに「丹後ブルーで帯をつくって欲しい〜、で、栗山工房につくってもらったオリジナルエンブレムを入れて欲しいなあ…」と呟いたのがきっかけ。小林さんと西田さんの間では「コラボした作品つくりたいね〜」と前々よりお話されていたのだそう。そして、私もピアノの鍵盤文様の帯のお誂えを栗山工房の西田さんとご相談していたので、そこに丹後ブルーを生かすという方向になりました。 丹後ブルーのコートにしても素敵だなあ…と思ったのですが、帯にしてみました♪ ①図案作成今年の2月に栗山工房で西田さんによる、丹後ブルーの暈し染め続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』