東京国立博物館 「きもの KIMONO」展 内覧会 その5 / 秀吉の陣羽織 家康の胴服
「きもの展」内覧会レポのつづき その5です。 戦国の三英傑の羽織もの。 なんといっても時の天下人のものですから、当時の染織技法を知るにも秀逸です。 ●豊臣秀吉所用●陣羽織 薄茶地獅子模様 / 安土桃山時代 東京国立博物館蔵 大きな獅子が織りだされた唐織の袖無し陣羽織です。...
View Articleフランス革命の日
7月14日は「フランス革命の日」 自由であるべきは心のみにあらず!人間はその指一本、髪の毛一本にいたるまで、すべて神の下に平等であり自由であるべきなのだ フランス国旗のトリコロールカラーっぽい装い 張正の雪花絞りに前津雪絵の絹×苧麻交織六寸帯 栗山工房のバッグ オスのイソヒヨドリ 見事な染め分け…、にみえる 威嚇なの続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article婦人画報公式サイト「朝香沙都子の着物ダイアリー」〜 絹の紅梅織を夏着物として楽しむ 〜
婦人画報デジタルの連載 第22回「朝香沙都子の着物ダイアリー」が公開されました。 絹の紅梅織を夏着物として楽しむ 朝香沙都子の着物ダイアリー|絹の紅梅織を夏着物として楽しむ人気着物ブロガーとして知られ、「美しいキモノ」でも連載していただいていた朝香沙都子さんのウエブ連載・第22回です。www.fujingaho.jp 絹の紅梅織のコーディネートをご紹介しています。 絹の紅梅織?...
View Article東博は「きもの展」だけじゃない その3 / 「大包平」に会いにいく at 本館
「きもの展」の内覧会レポの途中ですが、 東博は「きもの展」だけじゃない その3 です。 特別展は事前予約制とはいえ混み合っていますが、他の館はひっそりしています。 東博といえば、本館の大階段 超重厚感ある大理石のつくりです。 吹き抜けの格天井は採光がはいるつくり 階段をあがると便殿といわれる貴賓室があります。( 只今公開中 〜 2021年3月31日まで)...
View Article祭りのない夏 / 祇園祭の山鉾巡行
本来ならば祇園祭山鉾巡行の日。 春に山鉾巡行と神輿渡御の中止が決定された時は、いくらなんでも夏には収束しているのでは…と思っていたのですが、甘かった…。 疫病を鎮めるための祭礼の行事が、2020年(令和2年)は疫病によって中止となるという、なんとも皮肉な状況となってしまいました。 長刀鉾「注連縄切り」 お稚児さんの装束は雲龍文様の金襴赤地に四季に二陪織物の表袴。二陪織物地の襷掛けをしています。...
View Article明けない梅雨と鳥の巣立ち / 鷹乃学習
鬱陶しい雨ですね…。 重苦しい雲、降り続く雨、収束しない疫病、、、 こんなに閉塞感たっぷりの夏があろうとは。。。 七十二候では「鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)」 鷹の雛が飛ぶことを覚えて巣立ちをする時期です。(これは雀鷹) 鷹は美しい〜💕以前、放鷹術の会に参加した♬ 鳥たちは5月から8月に繁殖期を迎え巣立っていきます。 我が家には巣立ちを迎えたばかりのスズメがいっぱいやってきます。...
View Article明るいほうへ気持ちを導いてくれるイルカの帯
陽が射してきました。とても久しぶりな気がします。 琉球壁上布にイルカの染め帯 イルカは海の大神ポセイドンの使いだといわれています。続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article月面着陸の日 / アポロチョコ色と月
7月20日は、人類がはじめて月面に降り立った日 「この一歩は小さいが人類にとっては偉大な飛躍である」 *** アポロ11号にちなんで、アポロチョコレート色の琉球壁上布 月にちなんでお仕置き…じゃなくって…、樋口工藝社の月に兎の小千谷縮の帯 ここ、クレーターぽいというか、月面っぽくみえなくもないような…。 (過去の写真です) *** アポロチョコのモチーフとなったアポロ11号の司令船...
View Article風船から星になる花
桔梗は秋草の七草のひとつ なので秋に咲くひっそりと咲く印象だったのですが、梅雨の季節に見頃を迎えています。 英名ではバルーンフラワー 確かに、蕾は風船のよう。 5本の裂け目が開いて五芒星のような花となります。 桔梗の花の小紋は、星のようなので七夕にちなんで着ることが多いです。 開花時期にもあっていた続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article浴衣として着たり、着物として着たり / 朝顔文様の藍染めの有松絞り
藍染めの有松絞りは、浴衣として着たり、着物として着たりしています。 井桁屋の朝顔文様の藍染めの有松絞りに西村織物の紗献上の八寸帯をコーディネート。 帯あげは小林染工房の丹後ブルーの暈し、帯〆は龍工房 有松の服部謙志による徳島の藍師の佐藤昭人の天然灰汁発酵立ての藍の蒅(すくも)をつかった藍染め。 鹿の子絞り、人目絞り、巻き上げ絞り、帽子絞りで朝顔を表しています。 朝顔の別名は牽牛花...
View Article笑顔のスイッチ
この姿をみると、自然と笑顔になれる💕 密を避けて、レッサーパンダに会いにいってきました♬ パンダといえば、白と黒のジャイアントパンダの通称ですが、「パンダ」にはネパール語で「竹を食べるもの」という意味があるそうで、先に発見され「パンダ」と命名されたのは、実はレッサーパンダのほうなのだとか。レッサーは「小さい」の意。...
View Article海の日 / 迷走の四連休
「go to トラベル」キャンペーンと並行して、外出自粛も求められるという、迷走の四連休がはじまりました。 今日は海の日🐟 海の日は「海の恩恵に預かってきたことに感謝するともに、海洋国日本の繁栄を願って」制定されました。...
View Articleスポーツの日 / 東京2020
今日は「スポーツの日」 そして、本来であれば、東京2020 オリンピックの開会式でした! というわけで続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Articleオペラシティにもやってきた”「ドレスコード? 着る人たちのゲーム」at 京都国立近代博物館”
「ドレスコード? 着る人たちのゲーム」が、東京オペラシティアートギャラリーにて開催中( 〜8月30日まで) 昨年秋に京都国立近代美術館で開催されていた展示会の巡回展です。 当初は4月からの予定でしたが、7月から事前予約制にて開催されています。...
View Articleかき氷の日 / 波に千鳥とかき氷
7月25日は「かき氷の日」 かき氷は夏氷ともいわれることから、7(な)2(つ)5(こおり)の語呂合わせで、かき氷の日となったそう。 かき氷といえば、この旗。 千鳥は冬の季語ですが、波に千鳥は涼感を誘うことからか、氷旗につかわれます。 浴衣の意匠としてもテッパン。 竺仙の波に千鳥模様の長板中形の浴衣です。 それにしても…梅雨の明けない続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article流行ではなく、旬のものを纏えることが幸せ♬
日本には四季があります。 四季があることで、旬がある。 旬の食べ物は、美味しく栄養もあります。 そして、旬のものを食すときは、幸福感が倍増します。 着物も同じだと思うのです。 いつでも着られる、何にでもあうものよりも、 季節にばっちりあった旬のものは圧倒的に幸福感が高い。 流行に流されるのではない。 旬のものを纏うのだ♬ 着物ならではの楽しみです。...
View Article幽霊の日
今日は「幽霊の日」 幽霊というと怖いものという感覚ですが、江戸時代は「幽霊画」は魔除けであり縁起物でもありました。 昼は珍しい幽霊画で集客し、夜は泥棒よけとして、大人気だったのだそう。 魔除けとして人気であった幽霊画 現代で、格好良く着こなしているのは、角界のオシャレ番長、石浦です。...
View Article先ずは麻の葉模様について知って欲しい
麻の葉模様の有松絞りの浴衣に西村織物の紗献上の八寸帯をコーディネート。 巻き上げ絞りは近藤鈴枝、原田成男染めは三浦鈴世 麻の葉の麻は「大麻」のこと。 麻の葉に似ていることから正六角形を基礎とした幾何学文様を麻の葉といいます。 大麻は成長が早いので、麻の葉模様は子供の成長を願う模様としてつかわれ、学校校歌や校章にもよくみられます。...
View Article夏の着物姿でもっとも大切なもの
夏の着物の魅力は、透け感のある生地で打ちだす清涼感。 周囲に涼感を与える、打ち水のような装いが理想です。 透け感のある生地、「絽」と「紗」。 超ざっくりいってしまうと、数本の緯糸ごとに経糸同士を捩って織る「捩り織」という技法でつくられます。 三本なら三本絽、五本なら五本絽です。 一本なら…、それが紗です。 捩り織の組織が生み出すのは、 通気性と軽さ、そして見た目の涼やかさ。...
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