幸せなお買い物 / 箪笥の肥やしにしないことが、未来をつなぐ。
緊急事態宣言が解除になりました。 とはいっても、まだコロナが収束したと言える状況ではありませんので、外出控えめ生活をつづけたいと思います。 買物へでかけない=着物は買わない? いえいえ、今はオンラインショッピングが出来る時代。 着物や帯は、反物で売られています。平面裁断でシルエットは定型です。後で自分サイズに仕立てるのですから、洋服のように試着しなくてもいいのです。...
View Article着物を箪笥の肥やしにしないための収納部屋
寝間着、部屋着、外出着。 1日3回ぐらい着替えると思いますが、着物生活でも同じです。 たとう紙に入れて箪笥の中にしまってある着物は取り出したりしまったりが面倒…。 取り出しやすいよう、しまいやすいよう、壁面3面を着物収納にした部屋をつくりました。 着物を畳んだり お手入れしたり ずらっと並べてコーディネートしたり 畳みの部屋ならではの使い方です。...
View Article雀の子供もふくら雀
「ふくら雀」は「福良雀」「福来雀」ともいい、縁起が良い吉祥模様 竺仙の竹にふくら雀模様の綿コーマの浴衣にウージ染の半幅帯をコーディネート。 雀は寒い季節に羽毛に空気を含んでふくらませるので、ふくら雀は冬の季語となっています。 なので、寒い季節につかいたい模様だったのですが、雀の子もふくら雀♪ この子たちの成長が日々の癒し 顔つきがしっかりしてきた 早朝と夕方に巡回するようにやってくる雀鷹のメス...
View Article着物が見えて動かせる収納、棚板1枚に着物1枚 / 今日のツバメ
着物収納部屋についてたくさんの反響をいただいております。 着物を1枚ずつ板に乗せて収納するアイディアはワタクシ、それを可能とした構造設計は夫によるもの。 毎日着物生活の経験から考えに考え抜いてつくったものなので、お褒めいただき嬉しいです♪...
View Article呉服の日 / 着物と和服と呉服の違い
5月29日は呉服の日 着物と和服と呉服の違い、ご存知でしょうか。 「着物」は着るものの総称でした。 「和服」は、洋服の対義語です。 着物には「呉服」と「太物」があります。 *** 着物は「反物」の状態で売られています。 なので、呉服も太物も仕立てる前の生地である反物のことをいいます。 絹織物を扱うところは「呉服商」、綿織物、麻織物、毛織物を扱うところは「太物商」といわれました。...
View Article東京国立博物館 特別展「きもの KIMONO」の新日程が決定
ブルーインパルスが東京上空を舞った呉服の日。 東京国立博物館「きもの展」の新日程が発表されました!2020年6月30日(火) 〜 8月23日(日) この夏に開催予定だった、動く歩道に乗って鑑賞する「鳥獣戯画展」は、来春に延期となりました。 「きもの展」の展示替えについては調整中。観覧はオンラインによる事前予約制が導入されるとのこと。...
View Article港で港の装い / ジンダマー絣の絹×木綿の交織紬に田中昭夫の錨文様の紙布帯
緊急事態宣言が解除されてはじめての週末。 昨日も今日も良いお天気♪ 港へ港の装いです。絹×木綿の交織の琉球絣の単衣。肌触りが柔らかくて心地良い。 ジンダマー絣の絹×木綿の交織紬に田中昭夫のロープに錨文様の紙布の帯 「錨をおろす」には、ゆったりする、落ちつく、定着するの意味があります。 コロナウィルスも収束し落ちつきますように、、、の願いを込めて。...
View Article田中昭夫の正藍染の紙布の帯に自分で染めた正藍染めの帯あげ♪
このコーデ、錨つながりだけじゃなくて、ブルーの濃淡と、帯あげと帯〆もポイント。 ジンダマー絣の絹×木綿の交織の琉球絣に田中昭夫の碇文様の紙布の帯の装い 帯〆は中村正 帯あげは帯と同じく、正藍染めです。 この正藍染は原田弘子さんの指導で自分で染めました。見えてないですが、絞りも入っています。 いよいよ5月も終わり。 緊急事態宣言もステップ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article衣更え / 自分で考えて選んで着こなす時代に…。
水無月となりました。 今日は「衣更え」の日。 令和の御世になったというのに、着物の衣更えは明治政府の定めた洋服の衣替えに倣ったものが目安となっています。 6月1日~30日、9月1日~30日は、単衣(裏地のない着物、絽ちりめん、紗あわせ)7月1日~8月31日は、薄物(麻、絽、紗、透ける織物)10月1日~5月31日は、袷(裏地のついているきもの) 6月〜9月は、襦袢の半衿、帯あげ、そして帯は夏用...
View Article井桁屋の本藍染めの有松絞りの浴衣に木目絞りの日傘
藍染めの絞りの浴衣が心地良い〜♡ 井桁屋の団扇文様の有松絞りの浴衣 有松絞りは、図案製作は国内であっても、型彫り、下絵刷りの工程を経て、括り、染め、糸抜き、仕上げまで国内で行なわれるものは数少ないのです。 これは、井桁屋のご主人の服部謙志さんが徳島の藍師の佐藤昭人の天然灰汁発酵立ての藍の蒅(すくも)をつかった藍染めしたものでさらに少ない。...
View Article着物で自転車 in 久米島 / 2020年2月 琉球染織の旅 その1
緊急事態宣言は解除されたものの…、県またぎの移動の自粛は継続中、さらに東京アラートなる危険信号が灯され、首都圏は重苦しい空気に包まれています。 コロナ以前の生活に戻ることができるのは、かなり先のこととなりそうです。 2月の沖縄の旅レポを再開します。 リアルタイムでも投稿していますので、時系列は過去ブログをご参照くださいませ。 旅のアレコレ補完していきます。 ***...
View Articleブログは減ることのない情報の貯金
ブログの良いところは、ストック型メディアであること。 投稿した記事はウェブ上に残り、検索することでいつでも引き出すことができます。 日々のコーディネートの覚書からはじめたことですが、染織の素材や技法、産地巡りレポ、着こなしの工夫、着物生活のアレコレと、小さな達成感の積み重ねであり、自分で貯めた情報の貯金となっております。 公開にしておりますので、どなたでも引き出すことが可能です。...
View Article洋服の着方を忘れる。紫陽花が見頃になると浴衣姿がしっくりくる。
着物生活に慣れてしまうと、洋服の着方を忘れます。 ワンピースは、上から被って着るのか、下から履くように着るのかわからなくなる ←マジです。 ワイシャツのボタンをとめるのに時間がかかる。 Tシャツなどの被って着るものに圧迫感を感じる。 ブラジャーは拷問に近い。 ***...
View Articleお稽古はじめの日で、楽器の日 / ツバメもお稽古はじめ
6月6日は「楽器の日」 古くから、6歳の6月6日からお稽古をはじめると上達が早いといわれています。 それにちなんで、楽器の日と制定されました。 世阿弥の「風姿花伝」の中に〜この芸において、おほかた、七歳をもて初めとす。このころの能の稽古、必ず、そのもの自然とし出だす事に、得たる風体あるべし。〜...
View Article鳥好きの根付
鳥好きなので、日常持ち歩くものにも鳥がいます。 スマホには、村松玉山の象牙のおおるり おおるりはこんな鮮やかな瑠璃色をしているらしい。※おおるりの写真はWikipediaより 懐中時計には、海馬ガラス工房の白瑠璃ガラス 2週間ぶりにやってきたイソヒヨドリ 夫婦で帰ってきた〜♪ 元気そうで何より。 久しぶりに美しい鳴き声が聴けて嬉しいっ♬続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article和装小物の収納棚
収納に関するお問い合わせをたくさんいただいているので、ボチボチとご紹介。 和装小物の収納棚も壁面にズラッと。 夏の帯あげを整理中 君たちが可愛すぎて作業がはかどらない@@; シンクロしてる? この子たちが飛び立ってしまうのももうすぐ…。続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Articleツバメの飛行訓練観察 / 有松絞りの浴衣に首里花織の半幅帯
野鳥の楽園にて籠城生活をしております。 スズメの子育ての次は、ツバメの子育てを観察中。 ツバメの飛行訓練は夜明けとともにはじまります。 こちらの兄弟は2日間でかなり飛べるようになったもよう 朝の空気がピンと張りつめた中、動き出す。 教官のように見守っている 飛んでみせてる? 餌だと思った? 飛んでみた お迎えがきてもじっとしてる 羽をのばしてみた 飛ぶよりも餌をおねだり...
View Article朝顔文様の有松絞り / 藍染めでスカッと感
今日の最高気温は32℃になるそうです@@; 初夏の朝に相応しい藍染めのスカッと感。 井桁屋の朝顔文様の藍染めの有松絞りの浴衣に琉球藍の八重山ミンサー帯をコーディネート 鹿の子絞り、人目絞り、巻き上げ絞り、帽子絞りで朝顔を表しています。 服部謙志による徳島の藍師の佐藤昭人の天然灰汁発酵立ての藍の蒅(すくも)をつかった藍染め 千田由紀の琉球藍と福木の草木染めの八重山ミンサーの半幅帯をコーディネート...
View Article時の記念日
6月10日は「時の記念日」 日本では、660年(斉明6年)、斉明天皇の御代に中大兄皇子がはじめて水時計をつくりました。その跡は水落遺跡して残っています。 天皇に即位後の671年(天智10年)6月10日に改めて水時計をつくったとされ、斉明時代は日付がないことから、後者のこの日が時の記念日とされました。 もうすぐ梅雨入り。 蛇の目傘文様の雨ゴートの肩すべりに紫織庵の時計模様の羽裏地をつかっています。...
View Article本日発売!/ クロワッサン「着物の時間」vol.532 に登場♬
本日発売の【クロワッサン】No.1023 2020年6月25日号 各界の著名人が自分の着物を着用し着物への想いを語る「着物の時間」に登場させていただいております♬ じつは直前まで、夏久米島の薄物に、芭蕉布にカワセミの刺繍、もしくはしな布に芙蓉とツバメの型染め、そして葛布の日傘という装いを予定しておりました。...
View Article