橘に藤 千總の鳳凰の熨斗目模様小紋に双鴛鴦文の唐織のなごや帯
緊急事態宣言は延長され、ゴールデンウィークが明けてもかつての日常はやって来ず…、巣ごもりがつづいています。 ワクチンが開発されるまでは今までのような生活はできそうになく、展示会やイベントでの買物は難しくなるわけで…、オンラインショッピングか、呉服商の方にもってきてもらうという買物スタイルになるかもしれませんね。 お茶会やお香席なども難しい状況。...
View Article栗山工房のお誂えのバッグが出来てきた♡
緊急事態宣言がでてからというもの、お買い物にはいっていませんが…、 「いつでもいいですよ〜」と、お願いしていた、お誂えやお仕立てやお直しのものが続々とあがってきました。 栗山工房の双鳥の京紅型のバッグも出来てきました♬ この双鳥の意匠は、帯でみて素敵💕、欲しいなあ〜と思っていたのですが、バッグも可愛いかも!と思い立ち、いつでもいいので〜っと、オリジナルの彩色でお願いすることに。...
View Article雀の羽はヒョウ柄っぽい…。
日本人にとって一番身近な鳥といったら、雀でしょう。 春から初夏は繁殖期です。 雀の親子の意匠の古布を籠にコラージュしたバ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Articleコットンの日
5月10日は「コットンの日」 5(ご)10(ten)の語呂合わせだそうです。 糸は、繊維を績んで繋ぐものと、引き出して紡ぐものがあります。 木綿は、綿花から種を取り出して綿を弓で打って柔らかくほぐし篠巻きをつくり糸を引き出して紡ぎます。続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article素肌にサラッと着たほうが様になる浴衣
外出自粛で籠城中+ぎっくり腰で巣ごもり中 今日の最高気温は30℃を超えそうです。湿度も高い。 浴衣には半衿付で着物風に着ることもできるものと、浴衣本来の着方で素肌にサラッと着たほうが様になるものがあります。 長板中形や注染の浴衣は衿なしで着てこそカッコイイと思う。...
View Article浴衣と着物の明確な違いは、着こなし方だと思う。
「浴衣と着物の違いは何でしょう?」とご質問いただきました。 洋装が入ってくる前、「着物」は着るものの総称でした。ゆえに浴衣は着物の中の一つの形態です。 どちらも13mの反物を8つに直線裁断した平面仕立てで形状は同じです。 素材は、昔は浴衣は麻か木綿といわれましたが、絹紅梅のような例外もありますし、ポリエステルやセオαなどどちらにもつかわれる素材もあります。...
View Article雪花絞り×雪花絞り
外出自粛で籠城中 + ぎっくり腰で巣ごもり中。 有松の張正の雪花絞り。 雪花絞りの着物に雪花絞りの帯をコーディネート。 長襦袢を着てなごや帯を合わせた着物としての着こなし。 三角の板をつかった底辺染めの板締め絞りの雪花絞りの着物に、四角の板をつかった頂点染めの板締め絞りの雪花絞りに帯。 昨年の夏、張続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Articleオタクの次なるステージ
相手が話が通じそうだったら、溢れる情報を捲し立てるように話すし、相手が興味がなさそうだったら手短かに済ませるために一気に話す。相手の同期をとらずシリアル転送方式で情報を流すしノイズを気にしない。(どっちにしても早口) 自分では早口で話しているつもりはないのですが、この評は当たっているらしいです。 ワタクシ、いわゆる「オタク」です。...
View Article斎王代のいない葵祭
今日は葵祭です。 葵祭は、天皇陛下の勅使の代役である近衛使代と随員が京都御所から下鴨神社と上賀茂神社へ御幣物と御祭文を奏上するための道のりの行列である「路頭の儀」と、実際の勅使である掌典職の掌典が祭文を奏上する「社頭の儀」があります。 しかし今年の葵祭は、疫病の蔓延を防ぐために、路頭の儀は中止となりました。 そして、斎王代も選ばれませんでした。 社頭の儀のみ、関係者のみで執り行われます。 ***...
View Article葵の花
葵といったら、三つ葵のモデルでもあるハート形の葉が印象強いですが、釣り鐘のような小さな花を咲かせます。 上賀茂神社の社家のひとつ、井関家の奥様が手づくりされている、葵の香飾り。 「いいね!」いただけると喜び続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article旅の日 / 2020年初春 琉球染織巡りの旅 プロローグ
5月16日は「旅の日」 「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也」 今日は松尾芭蕉が「奥の細道」の旅へ出発した日なのだそう。 *** 今年の2月中旬、京都から戻ってすぐに沖縄へと向かいました。 この時はまだ、夏にはオリンピックが開催、という空気感で、自然と疫病は収束するだろうと思っていました…。...
View Article張正の有松絞りの雪花絞りにウージ染の半幅帯
雨上がりの清々しい朝を迎えています。 ぎっくり腰はだいぶ良くなりました♪ お出掛けしたくなるような爽やかな空気ですが、外出自粛で籠城中。 有松絞りの木綿の雪花絞りを家着の木綿着物として着ています。 サトウキビの染料で染められたウージ染めの半幅帯をコーディネート。 nugooの露草に蛍の晴雨兼用傘 籠城中続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article着尽くす、着物生活
ここで油断しちゃいけない。 コロナもぎっくり腰も…。 気を引き締めて、籠城をつづけます。 凹凸のシボのたっている有松絞りの浴衣、何年経っても着心地最高です。 ネットに入れて洗濯機で洗っています。 そして、ただ干しておくだけ。アイロン入らず。 旅先や夏祭りでちょっと余所行きとして着ていたものは、家着となり、最終的には寝間着にしています。長い付き合いの中で降格していく、着尽くすことができます。...
View Article紫陽花っぽいコーデ
桜の花が散る頃から、籠城生活がはじまりました。 部屋に閉じこもっていても、季節は流れていきます。 季節の花をコーデであらわす。 紫は、花菖蒲の色であり、紫陽花の色。 もうじき梅雨がやってきます。 四角の板をつかった底辺染めの板締めの雪花絞りがあらわす模様は紫陽花の四片にもみえる。 張正の木綿の雪花絞りの浴衣にウージ染めの半幅帯をコーディネート。 nuggoの紫陽花の晴雨兼用傘...
View Article婦人画報公式サイト「朝香沙都子の着物ダイアリー 〜浴衣としても着物としても重宝する雪花絞り〜」
婦人画報デジタルの連載が20回目を迎えました♪ ブログではバラバラとお見せしている日々のコーディネートですが、婦人画報の連載では、季節だったり天気だったり技法だったり、テーマを決めてコーディネートのバリエーションをおみせするようにしています。 今回は、有松絞りの技法のひとつである「雪花絞り」です。 透け感が少ないので、初夏から初秋まで愛用しています。...
View Article”浴衣は洗濯機で洗う、そしてアイロンはかけない”
浴衣は夏だけのものじゃない。 外出するときだけに着るものでもない。 外出自粛の今、着物に慣れるためにも、浴衣生活おススメしています♪ *** 綿100%の浴衣は、洗濯機で洗うこともできるし、アイロン入らずです。 ただし、プレタといわれる仕立上がりの浴衣は、水通しされずに仕立てられていることがほとんどのようで、洗うと縮むことがあるそうです。...
View Articleリラ冷え / クチバシが黄色い
浴衣が心地良い初夏の陽気がつづいたと思っていたら、袷でちょうどいいくらいの寒の戻り…。 「リラ冷え」ですね。 結城紬に茜空にスズメが描かれた帯 首都圏は緊急事態宣言がつづいています。 籠城中の楽しみは、野鳥観察♪ 近くにスズメの巣もあるようで…、今はスズメの親子が盛んにやってき続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article七宝文様の倉吉絣に鴛鴦に花菖蒲の帯
初夏の陽気の5月に慣れすぎて…、今週は寒く感じました。 山陰の倉吉で江戸時代末期から織られるようになった倉吉絣。 厚手の木綿の絵絣です。 七宝文様の倉吉絣に鴛鴦と花菖蒲の型絵染の帯をコーディネート。 絵絣の柄合わ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article雀鷹もやってきた…。 ※ アップ後に撮影成功!写真追加しました♪
野生の鳥たちに触ることはできないので、観ているだけ。こんな風に手乗りにはならないものよね…。この鳥は、エボシドリ。 ベランダに、ツミ(雀鷹)がやってきました。 最も小さい鷹、猛禽類です。 早朝に現れた時は一瞬だったので、フクロウ?と思ったのですが…、夕刻に再びやってきたときはハッキリわかりました。 鷹だ!! 雀鷹だ!!! 雀鷹の大きさ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Articleアフターコロナの着物生活
首都圏の緊急事態宣言が解除されます。 アフターコロナというか…、コロナとの共存の生活のはじまりです。 同調圧力と相互監視が根強くある「世間様」の中で穏やかに生きるには、着ているだけで目立ってしまう着物は向いていないと思います。着物を着ることが特別なことであると思っている人たちの中では致し方ないことでしょう。 けれど、自分の人生です。 無責任な人の意見に振り回されるのもまた無責任。...
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