麻の産地で麻の葉文様、鹿と一緒に有栖川鹿文
奈良にちなんだ装い。 麻と鹿 「麻の最上は南都なり。近国よりその品数々出れども染めて色よく着て身にまとわず汗をはじく故に世に奈良晒とて重宝するなり」 〜「日本山海名物図会」1754年刊 より 〜 奈良は奈良晒といわれる苧麻糸をつかった高級麻織物の産地です。 11月ですので、麻続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article人とは密にならず、鹿と密になる
人とは密にならず、鹿と密になる 美しい紅葉🍁 可愛らしい鹿 平穏な秋の風景にみえますが… 着物の袖や帯のタレ先は鹿続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article鹿と一緒に横断歩道を渡る / 昼と夜で帯をチェンジ♪
【奈良の鹿は横断歩道を渡る】 鹿と一緒に信号待ち ちゃんと青でGO♪ すごいっルールを守っている! 日中は、洛風林の鹿文様続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article銀杏と鹿
【紅葉もいいけど銀杏もね】 奈良公園の中には立派な銀杏の樹があり、秋には黄色の絨毯が出現します。 ●大仏池の大銀杏● ●東塔跡園地の銀杏林● ●茶山園地の銀杏●続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article新嘗祭
新嘗祭は秋の収穫祭のこと。 日本は農業国であり新嘗祭は宮中祭祀の中で最も重んじられてきました。 五穀豊穣を祈り、またその年の収穫を感謝する。 飛鳥時代皇極天皇の御世からはじまったとされています。 天皇陛下の稲作、皇后陛下の養蚕といわれますが、どちらも自然からの恵みであり、日本を土壌から守り育ててきたものです。 新嘗祭は、宮中祭祀としてだけでなく、日本全国の神社で行われています。...
View Articleシルクロードの終着点 パルメット文様と花樹双鳥文
【シルクロードの終着点は古典よりオリエンタルが似合うのだ】 オリエンタルは狭義で古代オリエント的なもののこと。オリエントはローマから東方にある世界のことです。 ディナーの前にホテル周辺をお散歩♪ パルメット文様の本塩沢に多ち花の花樹双鳥文の染め帯をコーディネート パルメット文様とは、古代オリエントに起源を持つ、棕櫚の葉を扇状に広げた装飾文様のこと。...
View Articleラグジュアリーホテルでは小紋で寛ぐ / 卍字と立涌
【スモールラグジュアリーホテルでは小紋で寛ぐ】 レトロでシックな重厚感ある空間には小紋が似合う♡ 卍字丸紋の小紋に立涌に正倉院丸紋の染め帯をコーディネート。 卍字文様は世界中の文化や宗教でシンボル的につかわれています。 日本での現存最古は、薬師寺本尊の薬師如来に描かれているものと続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article金鵄と八咫烏 / 等彌神社
【金鵄と八咫烏の神社の紅葉】 読者の方から教えていただいた、八咫烏がイメージキャラクターの神社 通りすがりに見つけました! 等彌神社です🍁 等彌神社は、神武天皇が即位後にはじめて皇祖天神を祀ったと伝わる鳥見山霊畤のひとつ。※諸説あり 明治時代までは能登宮といわれていました。 今年の奈良は紅葉が早いようで、先週末が見頃でした。...
View Article鹿の帯して鹿と遊ぶ / 竹内栖鳳「夏鹿」
【鹿の帯して鹿と遊ぶ】 興福寺周辺は修学旅行の学生さんを含めて人が多い…@@; 竹内栖鳳「夏鹿」屏風図 居内商店のデジタル捺染でプリントしたポリエステル地の帯です。 低価格の量産ものの帯だからこそできることもある。 夏鹿ではないけれど、 鹿が集まってくる構続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article若草山も三笠山、春日山も御蓋山(みかさやま)…@@;
【若草山も三笠山、春日山も御蓋山(みかさやま)】 眼下に広がる古都の夕景が美しい。 若草山山頂からの景色です。 若草山は、一重目、二重目、三重目という3つの小山が連なった形をしています。 菅笠を重ねたような三層からなることから、三笠山ともいわれます。 最も高い三重目が山頂で、標高は342m 着物でも登れちゃう山です。(今回は車で来た)...
View Article春日山原生林と鹿と月日亭
春日原生林の中にある月日亭 春日原生林の中にポツンとあるこの宿は、1903年(明治36年)に奈良県知事が要人をもてなすためにつくったものなのだそう。 その後、春日原生林は国の特別記念天然物に指定されたことから、月日亭だけが今も原生林の中で宿を営んでいます。 風情ある渡り廊下 1日に3組だけの静寂。 お料理は見目麗しく美味 秋は朴葉焼きが食べたいという夫の望みも叶った...
View Article「桃山 〜天下人の100年〜」展 at 東京国立博物館平成館 / 辻が花に鎧縅の装い
奈良レポの途中ですが…、 東京国立博物館平成館にて開催中の「桃山 〜天下人の100年〜」展へ♪ 明日まで! 安土桃山時代は室町幕府15代将軍足利義昭が京を追われ幕府が幕を閉じたとされる1573年(元亀4年)から、徳川家康が征夷大将軍となり江戸幕府を開いた1603年(慶長8年)までの30年間のこと。 生きるか死ぬかの戦国時代。 室町時代まで、最上級の美は神に捧げるものであったように思いますが、...
View Article四季亭 / 見覚えのある鹿さん
レポが行ったり来たりしておりますが、奈良の旅のつづき 旅先では自前の浴衣で過ごします。 春日大社一之鳥居との景観になじむ寺社建築の料亭旅館、四季亭 ちょうど、着物生活をはじめた頃、13年前にも宿泊しておりました。 古びた気配は微塵もなく、創業から100年経っていてもメンテナンスがいきとどいて清潔感があります。 大安寺長老の書と赤膚焼の南円堂...
View Articleいいにくいことをいう日
11月29日は「いいにくいことをいう日」 ワタクシ、じつは… 鹿アレルギー なんですヽ(;▽;)ノ こんな感じで鹿とスキンシップをとっておりますが、鹿と遊んだ後は、皮膚の一部がくっきり盛り上がり赤く腫れ(蕁麻疹)、さらに呼吸がヒューヒュー(気道閉塞)しはじめます。 ザイザルを飲むと治続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article大化の改新のはじまりの地にて、紅葉狩と山登りと祭礼と… / 談山神社の例大祭と談い山
談山神社の十三重塔と紅葉🍁 言わずと知れた、紅葉の名所です。 藤原鎌足の長男である定慧が摂津国阿武山古墳より墓を移し建立した十三重塔。 「神廟」です。 近くで見ると、圧倒されます。 拝殿の吊り灯籠 紅葉のグラデーション✨ 燃えるような紅葉と吊り灯籠と欄干の並びの美しいこと♡ 拝殿からみた紅葉 拝殿の下からみると紅葉はまだ色づきはじめでした! 談山神社の境内の中、比叡神社...
View Articleブログ活動を2020年をもって終幕します。
人にはそれぞれ人生の転機があります。 私にとってそのひとつは「きもの文化検定 1級 」への挑戦と合格でした。 当時の1級合格率は、3% 過去問もなく、ネット上に情報もなく、着物について、染織文化について、服飾史について、正真正銘の知識がなければ合格できないものでした。...
View Articleどんな立場でどこへ着ていくか、それ次第
朱色の皿模様の羽織 志ま亀の黒地の竹にふくら雀の小紋に笹蔓緞子の染め帯 もっとも自分らしいと思う大好きな装いです。 歳を重ねてからの朱色もそう悪くない気がしています。 すべては、どんな立場でどこへ着続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
View Article斑鳩三塔と斑鳩のイカル
奈良レポのつづき^^/ ハイペースでアップしていきます。 奈良から斑鳩へ♪ 斑鳩には矢田丘陵を背に斑鳩三塔といわれる厩戸王(聖徳太子)にゆかりの仏塔があります。 斑鳩滞在中は、法隆寺iセンターで自転車をお借りして自転車で散策しました♪ コスモス畑の向こうにみえるのは、法起寺です。...
View Article悠久の時の彼方へ 法隆寺 〜 中宮寺
どんどんいきます。 奈良の旅レポのつづきです^^/ 世界最古の木造建築群、法隆寺です。 法隆寺の謎のひとつとされているのが、西院伽藍の中門のつくり。 通常、門のつくりは三間か五間といった奇数のつくりですが、法隆寺西院伽藍の中門は四間となっていてど真ん中に柱があります。 それによって生まれたのが、あまりにも有名な梅原猛「隠された十字架」の、聖徳太子の怨霊を封じ込める説です。...
View Article射手座の季節に射手座の帯
ケンタウロス族のケイローンが弓を引く姿が射手座です。 アルテミスから狩猟を、アポロンから医学と音楽を学んだ不死身の賢者。 ですがヘラクレスの毒矢に当たり、その苦しみから不死身をアポロンへ譲り死を選びます。 矢の如く突っ走る…。 ワタ続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
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