花鳥風月が描かれた一幅の画を纏う…。
きものが他の民族衣裳と異なる面白いところだと思います。
色や素材のみで季節感を表す装いも素敵ですが、きものならでは装いというのは楽しいものです♪
川鍋暁斎の戯画「蟹の綱渡り」を麻に写した染め帯をコーディネート。
河鍋暁斎は幕末から明治にかけて活躍した絵師。たくさんの戯画や風刺画が残されています。
妖怪や蛙や蛇のグロテスクな絵が多いのですが、この蟹は可愛らしくてお気に入り♪
纏や扇子を持ったり三味線を弾きながら綱渡りをしている、ユーモラスな意匠です。
【6月29日の装い】東京◇晴れ(湿度71%、蒸し蒸し) / 最低気温21℃ 最高気温29℃
格子文様に絣柄の琉球壁上布にコーディネート。日傘は大井川葛布の葛布の紫鉱染。
河童は妖怪ですが、こんな可愛い妖怪を生み出す日本人の感性はいいものですね~♪
紅型染めの日傘に日本画というのは互いを相殺しかねないのですが、墨画なら何とか…。
作者不明の日本画を写したもの。鵜の表情が可愛い~(〃∇〃)
【6月27日の装い】東京◇曇り時々雨時々大雨(湿度86%) / 最低気温23℃ 最高気温26℃
二玉のトゥイグワーとヒキサギーの琉球絣の琉球壁上布にコーディネート
日傘は瀬底島の紅型工房べにきち。鳥に鳥コーデで遊んでみました。
ビーズ刺繍のバッグはジャマン•ピュエッシュ
きもののコーディネート、自己満足ですがホント楽しいですね♪
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画を纏う衣裳 / 琉球壁上布に麻の帯 河鍋暁斎「蟹の綱渡り」と作者不明「鵜」
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