染織文化講座 2014年座学がはじまりました!
2014年のラインナップはクラクラするほど魅力的:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
繊維学の教授による糸、大日本蚕糸会による絹、東レによる化学繊維の話、
きものスタイリストの第一人者による戦後のきものの話、昭和村によるからむしの話、
そして重要無形文化財の先生方の講義もあり…、
産地研修では世界遺産に認定される富岡製糸場見学もあります。
その他、藍染め、草木染め、江戸友禅、江戸小紋の実習もあり…。
充実度が半端じゃありません(ノ゚ο゚)ノ ←嬉しいです
1時限目は松竹衣裳の海老沢孝裕専務による「歌舞伎にみるきもの」のお話
松竹衣裳は歌舞伎の演目と役者にあわせての衣裳づくりから着付け、お手入れまで一手に
請け負っているその道のプロ集団。縫製部の無地染3日仕立て1日というプロ根性には脱帽。
歌舞伎ならではの創意工夫のお話は、面白かったです!
2時限目は上野洋先生による「和裁の知識~きもの愛好家につくり手が知って欲しいこと」
上野先生、噺家さんかと思うほどお話が上手でした。
講義中は大爆笑がつづき、メモとってなかったかも(^_^;)
クレームがこない仕事をしようと画一化されてしまい、仕立てや寸法に個性がなくなりつつ
ある…。知識を身につければよりきものが素敵に着こなせる!と、さらに学びたくなる講義でした。
どちらの講座も盛り上がり、第二弾を希望する声多し。
きもの愛好家の探求心をみたしてくれる素晴らしいお話でした!
講座レポートは染織文化振興会のHP
講座記録に近日中にあげる予定です。こちら☆
【5月30日の装い】東京◇晴れ(真夏日です!) / 最低気温20℃ 最高気温29℃
5月ってこんなに暑かったでしょうか…?
袷どころか単衣でも暑い(-"-;
無理せず夏のきものを解禁にしておりますが、この日はこのきものが着たかったのです。
増井一平の雨音江戸小紋にれえすの花の紫陽花刺繍帯をコーディネート。
増井一平先生は染織文化講座で講師をしてくださいましたので、受講生の方には
この小紋の型紙はお馴染み。興味津々でみてくださった方、多かったです。
雨文様のきものに紫陽花は今の時季ならでは~
紫陽花といえば6月ですが、今年は開花が早いようですね。
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染織文化講座 2014座学はじまりました / 増井一平の雨音小紋にれえすの花の紫陽花の刺繍帯
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