今年も春日若宮おん祭りがはじまりました。 春日大社摂社の若宮神社の祭祀。平安時代から途切れることなく脈々とつづいていることによって、中世芸能の伝承と保存に重要な役割を果たしています。 1136年に関白藤原忠道が長雨洪水による飢饉から万民救済のために若宮様の御霊威におすがりしたのが起源。そのはじまりから一度も途絶えることなく今年は884回目です。 本日(12月15日）は、おん祭りの無事を祈願する大宿所祭が開催されます。 巫女が左右左の祝詞をあげながら笹の葉で酒とお米を入れて沸かした湯を降りそそぎ参列者の身を浄める「御湯立」という神事があり、一般の参列者にものっぺ汁とあめ湯が振る舞われます。 さて、昨年の春日大社若宮おん祭りのレポが途中でした＠＠； お渡り式 第七番「競馬」/ 2018年 春日若宮おん祭り その4 のつづき 若宮おん祭りは、お旅所祭だけでも9時間ぶっ通しで行なわれます。中世伝統芸能が凝縮されたお祭り。 立ちっぱなしでの観覧は無理と判断して、事前に奈良市観光続きをみる
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