この講座があったので、奈良〜京都〜東京を、ワープの如く移動しておりました^^; 二風谷アットゥシ織の藤谷るみ子さんとワタクシが着させていただいている装束は、アイヌ文化の保存と伝承のためにご尽力をつくされた萱野令子さんから藤谷さんへ贈られたもの。 早稲田大学の藤井浩司先生より、きもの学のために衣裳と文化で講演をできる人を紹介してほしいとお声がかかり、「アイヌ文化とアットゥシ」ということで、藤谷さんを推薦させていただきました。 北海道平取町二風谷地区は、今年の9月6日におこった北海道胆振東部地震の震源地のすぐ近くです。人づてにご無事とのことはお聞きしておりましたが、東京でお会いできることを心待ちにしておりました。(というわけで、奈良に滞在しつつ東京にもいたわけで、、、ドッペルゲンガー現象ではございません) 二風谷はアイヌ文化の遺跡や史跡が残っているところ。古くからの風習を今に伝承するアイヌコタンが集まる地域として有名。アットゥシ織もここで織られています。 アットゥシはアイヌの晴れ着としてつくられた筒袖の装束。男性、女性用の区別はなく、シナノキやオヒョウの樹皮からとられた繊維で織りあげられ、木綿が貼られ魔除けとなる渦巻きや括弧文と続きをみる
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