この作品が見られただけで満足…♡ 経糸に和綿の紡績糸(茶綿20% 白綿40% 洋綿40%)緯糸に7時間18分かけて手紡ぎした、手紡ぎの茶綿の糸 とってもしなやかで柔らかかった…。着てみたい、纏ってみたい布。 ロイヤルミルクティーのような茶綿の質感を活かした加飾表現は、図案に対して何枚もの型紙を彫り色を重ねていく更紗。 更紗という型染めそのものが力強いものなので、やりすぎたら茶綿の質感が生きないし、その上で、型紙に紗張りせず、さらに文様が抜けてしまわないようにつなげるところと消すところがあるという、しち面倒な更紗の技を生かさねば意味がない。 素晴しいと思いました。 17世紀のイギリスのタイルからインスピレーションを得てつくった更紗だそうです。 そういえば…、家をつくるときに、オランダのアンティークタイルの図案を取り寄せたのですが、縁飾りで中央のモチーフを囲むメダリヨンデザインや組むとモチーフが集約して意匠になるコーナータイルがありました。イギリスタイルを遡れば…、オランダ、スペイン、そしてイスラムに辿りつくはず。ロイヤルミルクティーというよりチャイか。 茶綿の重厚感が活かせる加飾表現に出会えて良かったね〜、っと、他人事(他人作品事)ながら思ってしまう、ワタ続きをみる
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