藍瓶と蒅 藍建てと藍染め体験 at 綾の手紬染織工房 / 2016年5月 宮崎の旅 その7 のつづき(^_^)/
藍瓶にいれた阿波藍の蒅(すくも)を砕いて細かくしているところ。藍瓶におさまっているこの構図が面白い〜。
綾の照葉樹林の樫の木の灰と綾の水でつくった灰汁をつかいます。
この灰汁はじつは暖かいのです(+_+)
これを藍瓶へ投入
蒅と灰汁を撹拌するために藍瓶に再び入ります。お湯の中に浸かることになるので、長靴に魚屋さんが履く厚手ビニール(ゴムだったかも…)のモンペを装着。1人では着脱がまったくできず…、お力をお借りいたしました。
藍瓶に入ると、そこはお風呂のように暖かい…というか暑い( ̄Д ̄;;
足でよ〜く踏み込んで蒅と灰汁を撹拌します。20分〜30分くらい。
お湯の中で動き回ることに…@@;;;
もぐら叩きのもぐらになったような気分…。
ものすごい重労働なのですが、何事も体験して知ることに喜びを感じるタイプなので、楽しい〜ヾ(@^▽^@)ノ
で、なんでそんなに楽しそうなの…と、不思議がられる…。
そして、藍瓶に入るのも大変でしたが、藍瓶からの脱出も大変でした…(^_^;)
藍瓶から生まれてきた…みたいな構図。
貝灰(焼いた貝殻の灰)を入れます
藍の調子を整えるためにつかうのだそう。アルカリ度をあげて調整ということでしょうか。
そして、棒で混ぜます。これがへっぴり腰でなかなかうまくいかない。
そして、焼酎を投入。木挽という雲海酒造の芋焼酎です。
南九州産の厳選された黄金千貫という芋がつかわれていて、綾町に酒造蔵があるのだそう。
沖縄は泡盛だったし、米沢は日本酒だったし、藍はその土地の美味しいお酒で育てられるもののようです。
仕込みがひと段落したところで、お昼です♪
これがまたビックリなのですが、つづきます。