「暑さ寒さも彼岸まで」といわれますが、今年はお彼岸を過ぎてから暑さがぶり返しました。日本全国、いたるところが真夏日のようです。そして湿度も高い(@@;;
着物は着たい…、けれども歩いたり電車に乗ったりしたら汗をかく…、でも9月に麻や夏ものを着ると、着物警察(←言い得て妙)に注意されるから、着物を着ることを諦める…という人、かなりいらっしゃいます。
諦めずに、洋装のように着たいものを着ましょう♪
着物は年齢によって似合うもの似合わないものがありますし、状況によっては着ることができないこともあるかもしれません。いつまでも若くはないのです。着たいものを着ておきましょう。
一人でも多くの人が日常に着物を着るようになるには、着物を日常に着て生活している側が<リアリティある例>をみせて慣れさせていくことが有効と思っています。
呉服業界の方も衣更えの着用ルールにこだわるというか日常着物もマニュアルにしばられる方がほとんどですが、店頭で着物を着ていても通勤は洋装の方が多いのが実状。空調の整ったビルの中での経験は、電車に乗ったり外を歩くときの経験とは別のことです。呉服業界こそ着物を着るべきという意見もありますが、様々な経験値があってほしいという意味では同意しますが、着物を着ることがパフォーマンス的な形だけのことでしたらあまり意味はなく、臨機応変に考えられないならむしろ厄介ぐらいに思っています。
歩いたり電車に乗ったりしたら暑い日は汗をかきます。「きものは暑いから着ない、汗をかくとお手入れが大変だから着ない」という人が大半だと思います。でも、きものを着たい人は多いのです。そうした芽を摘まないように願うばかりです。
着物警察は洋装の方がほとんどのように思いますが、ご自分がマニュアルにしばられて、着物が着たいのに暑くて着られない八つ当たりなのかしら…と思うこともあります(・_・;)
所用あって、横浜からみなとみらい、元町への移動にシーバスをつかってみました。
なかなか快適な移動♪
時間がかかりすぎるといえばそうなのですが…、平日は空いているので
海の移動は快適です。
ベイブリッジがみえてきました♪
風を感じるのが好きなので、オープンデッキにいますが、髪型はボサボサになります^^;
【9月27日の装い】横浜◇晴れ(湿度78%、蒸し蒸し) / 最低気温24℃ 最高気温30℃
紺仁の鳥に唐草更紗の片貝木綿の綿縮
ぬぬぬパナパナの亀田恭子の苧麻×絹の交織帯をコーディネート
帯あげは木村孝先生から頂戴したもの。微妙な色目がとても重宝しております♪
帯〆は京都井澤屋。
しな織工芸石田のしな布の日傘に、松枝忍の芒に兎の古布コラージュ籠バッグ
綿縮は水洗いできるので気兼ねなく着て歩きまわっておりますが、綿は暑い
麻はさすがに軽すぎるようには思いますが、30℃超えたら麻でも良いと思います。