美しいキモノ2016年夏号が発売中です
小さくなった判型にまだ馴染めない…(T_T)
美しいキモノ 2016年 夏号
染織レッドリストは「九州編」
来週から九州の染織工房を巡るのですが、フライングで寄稿しております。(予習?)
今回の九州での大きな地震には驚きました。こういったことがあると、その地の染織の行く末が心配です。現代の生活において、きものは生活必需品とはいえないからです。ですが、私は東日本大震災の後、流行を追いかけるような洋服から、日本人としてきものを着ることに目覚めたという方を何人も知っております。失いかけてから気がつく大切なもの…。日本にはその風土が育み生まれた独自の染織文化があります。消えつつあるものも、それを知る人が多ければ必要とする人のところに必ず届くものと信じています。いつもそう願って執筆しています。
「自分でできる、夏のお手入れと汗対策」
こればかりは冷房の効いたお店でのみきものを着ている販売員の方々よりも実際にきもので生活している人の意見のほうが役立ちます。聞き伝えや想像よりも失敗談を含めた経験が何よりなのです。私もきもの巧者の方々の意見を参考にさせていただきたいと思います♪
「小物特集」
この夏に向けて購入したもの、購入したいものをご紹介しています。夏の装いは何よりも涼感を感じたい!それは木陰の涼しさだったり、青い海と空の透明感だったり…。そんな小物を選んでみました♪
福木、鬱金、琉球藍、玉葱で染められた芭蕉糸のロートン織。ご紹介した巾着は売れてしまったのですが、ショルダーバッグと帯が、ぬぬぬパナパナのぬぬ大阪展にいきます!
雑誌はゆったりと眺めたいほうなので、この小さい判型には馴染めませんが、大事な情報は詰まっています。
夏のきものは生地が豊富です。そして進化もしています。毎年チェックを怠りなく。
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美しいキモノ2016年夏号 vol.256 発売中
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