からん工房の深石美穂の川平織です! しかも大好きな大きな絣!! 一玉!!!
「玉」は絣の単位。琉球では身分の高い人ほど大きな絣を着ることが許されました。反物幅に絣一つは一玉。身分が下がっていくほど絣の数は多くなります。
今は大きな絣は好まれないから…と琉球絣や宮古上布などでもあまりつくられていませんが、私は大きな絣が大好きです。
赤城の座繰りの節糸の羽糸がつかわれています。
撚りはかかっていないので独特の柔らかい風合いです。織りのときに駒糸を加え張りをもたせて、柔らかいけれど頼りなくない感じをだしたのだそう。赤みがかった灰色は、石垣島の椎の木と月橘で染められています。
「四十八茶百鼠」といわれるほど、江戸時代に町人たちは茶色、鼠色に多様で繊細な色をつくりだしました。粋で洒落た色です。こういった色目のものは上質でないと、只人が着こなすことは難しい。この川平織には、絹本来の光沢と草木染めの淡く深い色の力があります!スゴイ!!
【2月13日の装い】東京◇晴れ(暖かい!花粉が飛んでいます!!) / 最低気温8℃ 最高気温22℃
からん工房の深石美穂の一玉の変り井桁絣の川平織と読谷山花織の帯とコーディネート
大きな絣のきものには、細かな花織の帯。文様のバランスをとります。
帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
上原久美の八重山上布のシーサーを帯飾りに。琉球染織でまとめてみました♪
バッグは松枝忍の古布コラージュ、ぞうりは菱屋カレンブロッソ
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三島由紀夫「女神」に、カクテルはドレスの色にあわせて選ぶ…と父が娘に教えるシーンがあります。
帯あげの色にあわせて、キウィのカクテルを選んでみました♪
実は、この川平織、ぬぬパナの浦令子さんより頂いたものなのです♪ ←大きな誕生日プレゼント
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からん工房の深石美穂の一玉絣の変り井桁絣の川平織に読谷山花織の帯
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