2月3日は節分です
節分とは本来、季節を分けることを意味するので、立春、立夏、立秋、立冬の前日年4回。
江戸時代以降は立春の前日2月3日のことを指すようになりました。
旧暦では立春が新年の始まりとされていたため、立春の前日の節分は大晦日にあたます。季節の変わり目には邪気が生じると考えられていたので、それを祓うための行事として行われたのが、追儺(ついな)鬼遣(おにやらい)。源氏物語にもでてきます。元々は中国から伝わり、平安初期から宮中で行われていたそうです。追儺とは方相氏(ほうそうし)と呼ばれる鬼を払う役目を負った役人と、脇に仕える侲子(しんし)と呼ばれる役人20人で、大内裏の中を厄払いで回った行事のこと。金色の四つ目の面に矛と盾を持った方相氏が、逆に鬼として扱われるようになり、現在の節分のように豆を撒くことになったそうです。
豆には魔滅(まめ)の意味合いが含まれ無病息災を願い、鬼に豆をぶつけ邪気を払います。これは室町以降の風習らしいです。柊と焼いた鰯の頭を門口に挿して鬼を払う柊鰯。焼臭(やいかがし)ともいいます。
2012年の節分に水天宮にて豆まきをしたときの写真
この時は鬼も描かれている大津絵文様の小紋に半纏を羽織って豆まきをしておりますが、気持ち的には紋付江戸小紋のほう良いかもしれません。しかし…、元気よく撒いているわ~(^_^;)
今夜は関東でもすっかり定着した恵方巻きをいただきます♪
夜には写真が追加されるかも…。
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節分
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