八重山の藍、ナンバンコマツナギの畑へ 藍布工房 / ぬぬパナ八重山勉強会の旅 その15 のつづき(^-^)/
いつか着たい!と思っている憧れのきものはたくさんありますが…、その中で筆頭なのが、川平織♪
第61回日本伝統工芸展出品作の市松花絽着尺「花籠」
深石美穂先生と深石隆司さんと
ようやく念願の工房見学が叶いました~ヽ(゚◇゚ )ノ
お茶目な先生のポージング♪ このお写真、気に入っております
深石美穂先生は、琉球染織の技法である、手結いの絣、ミンサー織、花織、道屯織(ロートン)織などの技法を習得し、石垣島の川平湾にご自分の工房を開かれました。それがこちらの「からん工房」です。
そして、このからん工房で織られたものを「川平織」とされています。
八重山の自然に囲まれた素敵な工房なのです♪
私が川平織を知ったのは、美しいキモノの立松和平氏の連載「染めと織りと祈り」でした。
経緯絣の美しいかすり具合にキラっと光る花織。そして複雑な市松の絽。何よりこの透明感
このような美しい織物をみてしまったら、どんな方がどうやって織られているのだろう…と知りたくなります。
どうやって織られているのか…。
深石先生自らご説明いただいたのですが、あまりにも複雑な織なもので…、ド素人の私では理解できておりません。はい。
織りあがった市松花絽織の着尺の最後の部分。
反物を取り出す寸前のところを実演のために織ってご説明くださいました。
琉球染織の首里織の技法の中には、花織と絽織を交互に織る花倉織と経糸を浮かせて織る道屯織がありますが、川平織は深石先生によるアレンジ…といったものでしょうか。
花織の模様を出すために、地綜絖の他に花綜絖といわれる紋綜絖がつかわれます。
紋綜絖に対応した踏み木と踏み糸で操作しています。
複雑な踏み糸がごちゃごちゃにならないのかしら…(・_・;)
川平織の市松花絽織。染料は福木と琉球藍…だったような。
ズラしながらつくる経糸絣と手結いの緯糸絣の川平織の絣、そして白の花織が際立った格子の絣。
琉球藍とインド藍の市松花絽織
特性のチャイを入れていただき(美味しかった!)、多良間島のお土産の黒糖サーターアンダギーをいただきながらガーデンテラスで島の植物から染められる糸のお話も。
昔は川平産の繭をつかった座繰り糸でつくられていたのだそう。それが絹織物を織るようになったきっかけ。そして今は群馬県産の生繭が多いとのこと。
島の草木から染められます。しかもこの近くにある植物。ということでご案内いただけることにヽ(゚◇゚ )ノ
こちらはブーゲンビリアで染められた糸。チタン媒染でこんな美しいオレンジ色になるのですね!
ブーゲンビリア染めの川平織…、あったら素敵すぎます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
琉球藍とインド藍の市松花絽織
特性のチャイを入れていただき(美味しかった!)、多良間島のお土産の黒糖サーターアンダギーをいただきながらガーデンテラスで島の植物から染められる糸のお話も。
昔は川平産の繭をつかった座繰り糸でつくられていたのだそう。それが絹織物を織るようになったきっかけ。そして今は群馬県産の生繭が多いとのこと。
島の草木から染められます。しかもこの近くにある植物。ということでご案内いただけることにヽ(゚◇゚ )ノ
こちらはブーゲンビリアで染められた糸。チタン媒染でこんな美しいオレンジ色になるのですね!
ブーゲンビリア染めの川平織…、あったら素敵すぎます:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
つづきます(^-^)/
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