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桜吹雪〜♪/ 紅型の付けさげ小紋に川島織物の四方瓜に菱文様の織なごや帯
桜吹雪です~
今年の桜の季節は寒暖の差が激しいですね…(=◇=;)
花祭りの日である4月8日は霙まじりの雨でした。
桜に降り積もる雪景色がみられたところもあったとか。
水たまりに写る桜の樹
9日は青空が広がりましたが、朝の気温は3℃。花冷えです。
紅型の付けさげ訪問着、15年ぶりに袖を通しました。
さすがにもう着納めですね(^_^;)
紅型の付けさげ訪問着に川島織物の雲に四方瓜に菱文様の織なごや帯をコーディネート
帯あげ、帯〆は龍工房
ビーズバッグはジャマン•ピュエッシュ、土筆の刺繍がされた花緒のぞうりは神田胡蝶
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石畳文様の藍の木綿絣にヴェネツィアの風景の染め帯
美しいキモノアカデミーへ
奥会津昭和村振興公社の渡辺文弘先生と
真珠のような美しさの極上のカゲソの苧麻です~♪
朝は霧雨のような雨だったのと、糸績みの実演があるので、水に強い木綿のきものを
選びました。藍染めの木綿絣は民芸調のものが多いのですが、これはどことなくモダン♪
反物の端には口織で産地が織りだされていましたが、どこのものか今ひとつ。
おそらく山陰の備後絣ではないかと…。
ヴェネツィアの風景が描かれた染め帯をあわせました。
帯あげは加藤萬、帯〆は伊藤組紐
バッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソ
ちなみに、この帯の前柄は関西巻き(自分の周りを時計回りに帯を巻く)では、
ヴェネツィアの風景が描かれています。
関西巻きがどうにも苦手なのと、この石畳文様は文様が意外と大胆なので、
前柄がシンプルなほうがいいような気がします。水面っぽいのがまた良し
講座の詳細は別記事にてあげます。
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「からむしの歴史と今」at 美しいキモノアカデミー
奥会津昭和村振興公社の渡辺文弘先生による「からむしの歴史と今」のお話φ(.. )
日本では「麻」という言葉が亜麻(リネン)、苧麻(ラミー)、黄麻(ジュード)、
大麻(ヘンプ)などの草の皮から繊維を採る靭皮繊維の総称としてつかわれていますが、
英訳はありません。
「からむし」とはイラクサ科の苧麻の和名。苧麻の英名がラミーです。
現在は機械紡績による苧麻糸のこともラミーといいます。
昭和村では、約600年前からむしが換金作物として奨励されたそうで、
今も生活と共に技が受け継がれています。
最上級のもの(カゲソ)は、上布の材料として越後上布、小千谷縮布技術保存協会に出荷されます。
ちなみに他の産地が最上級のカゲソを譲って欲しいといってきたら?と質問させていただいた
のですが、越後上布、小千谷以外の産地にいくととは絶対にないとのお答えでした。
最上級のもの以外は、奥会津昭和村振興公社において、からむし織として商品開発されています。
からむし織が織られるようになったのは、1974年のことだそうなので、日本の染織の中では
新しい織物です。
現状では糸の染めや絣づくりは昭和村ではしておらず、他産地でされているとのことでした。
からむし栽培からからむし織ができるまでの説明がありました。
手績みの糸についてのお話はありましたが、機械紡績苧麻糸(ラミー)についての
お話がなかったので、質問させていただきました。
麻織物として市場に流通しているものとしてはラミー糸のほうが圧倒的に多く、
ラミー糸ならではの良さもあるはずなのに、なぜか、ラミーの糸について聞くことができない
ことが多いので…、つっこませていただいたのですが、とても真摯にお答えくださいました。
ありがとうございましたm(_ _ )m
奥会津振興公社のからむし織は昔ながらの地機や高機で織られておりその自然な風合い
が特徴ですが、手績みの苧麻だけでなく機械紡績糸のラミーもつかわれています。
このラミー糸は現在つくられたものではなく、過去に紡績工場にてつくられたものであり、
素材は昭和村で栽培されたからむし(苧麻)がつかわれているとのこと。
奥会津振興公社のものは、素材と生産者名が記載された証紙がついているのだそう。
昭和村では1994年から、からむしの栽培から織りまで約1年かけて昭和村に定住し
体験する「織姫•彦星」という体験生を募集する後継者育成事業も行なわれています。
昭和村の織姫の方々が、「からむしの糸づくり」の実技体験の指導をしてくださいました。
「からむしの糸づくり」の実技体験は別記事にあらためます。
「からむしの糸づくり」at 美しいキモノアカデミー
ビール瓶を抱えてた酔っぱらいのようですが…(^_^;)
からむしの糸づくりに挑戦です♪
帯1本分の糸を績むのに熟練の方でも経糸40~50日、緯糸25~30日かかるそうです。
私たちの班をご指導くださった、織姫の先生です。
ご自分で日本茜で染められたリネンのお洋服をお召でいらっしゃいました。
春の曙のような柔らかい美しい色ですね~♪
からむしの糸のしばってあったほうを頭といいます。根に近い太いほうです。
自然布の糸績みでは天と地をつないでいくことが重要なので、どの産地も
糸の天地がわからなくならないように考えられたやり方があります。
芭蕉、葛、大麻、科、そして苧麻と体験しましたが、それぞれに違う(ノ゚ο゚)ノ
どれも合理的に考えられていて先人の知恵というのは素晴らしいなあ…と、
きものに残された手仕事の技を知るということは、とても充足感があります。
そしてそれを纏えたらとっても幸せ(〃∇〃)
苧麻は速乾性が高いのが利点ですが、それでは績むことができないので水につけて
繊維を柔らかくします。
左手の指の間に入れて巻き付けていき右手で持ち替えます。
糸を裂いて細くしていきます。均等の太さになるように。
昭和村のからむし(苧麻)の糸績みは、縄ないの原理で績みます。
なので越後上布や八重山上布とは糸の繋ぎが違います。
左の指で交点を抑えながら、右の指で上と下の糸を手前に向かって撚りをかけて、
合わさったところを左の指でさらに撚りをかけます。
右の指で撚りをかけたときに左の指に振動が伝わってくるのですが、そこがポイント。
私、不器用なのでお見せするにはあたたたた…という感じですが、糸がつながっているのは
わかりますでしょうか。
刺繍もそうだったのですが、糸づくりは写経に近いというか…、自分の世界に入っていける。
世俗から離れて没頭したいならとても良い作業だと思います。
例えば各産地で糸づくり選手権とか開催して、一般の人にも広めたらいいのではないかしら…。
参加者の中にはとても上手な方もいらしたようです。
私は…、これからも頑張りたいと思います。はいσ(^_^;)
休憩時間にいただいた、両口屋是清の生菓子と玉露
桜と柳をイメージしてつくられた菓子の銘は「都の春」
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天平聖武絹 作品展 at サロン•ド•フルール
表参道にあるギャラリー「サロン•ド•フルール」で開催されている
東大寺奉納絹 天平聖武絹作品展へ(~4月19日まで)
牛田織物会長ご夫妻と臈纈染作家の佐藤泰子先生と
天平聖武絹は生繭を諏訪式繰糸機で座繰りの製法で引き上げた糸をつかって、
絹に負担をかけない練り加工で絹の自然の良さを生かした織物です。
只今発売中の美しいキモノ2015年春号の連載にてご紹介しております。
ぜひこの機会に肉眼で絹本来のゆらぎをご覧になられてくださいませ♪
着装したときにでる「ゆらぎ」の雰囲気が掴めるようにと、
牛田会長が自らつくられた見返り衣桁による展示がされています。
直線で真っすぐな衣桁掛けではわからない陰影です。
もっと年を重ねたらこんな色も着てみたい(〃∇〃)
みやび流和装道御宗家でもある牛田育枝先生がお召しになられていたのは、
吉野山の桜が染めだされた天平聖武絹。今の季節にピッタリですね
経糸も緯糸も天蚕糸のみで織りあげられた、紋意匠ちりめん。
鳥取県の天蚕繭(クヌギや楢を食べて育った野蚕)4000個を使用しています( ̄□ ̄;)!!
これは天蚕糸をつかった背縫いの刺繍紋。
天蚕糸は糸が毛羽立ちやすく織りにくいとのことでしたが、よくわかります。
牛田織物の天平聖武絹は白生地からの後染めが特徴。
天蚕糸でミシン刺繍した生地を浸染(たき染め)します。
天蚕糸は染料では染まりにくいのでその良さを生かすことができるのだそうです。
天蚕糸の光沢は他ではないもの。自然の美しさです。
牛田会長ご夫妻との出会いは、京都のきもの学でした。
きものオタク談義は尽きることなく永遠とつづきます…(^_^;)
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大城カメのティージクンピーマの琉球絣にれえすの花の春の草花とヒヨコの刺繍帯
故大城カメのティージクンピーマ(拳骨)模様の琉球絣です。
れえすの花の春の草花にヒヨコの刺繍帯をコーディネート。
土筆に野薊、春から夏の意匠です。
ヒヨコの足取りも愛らしい(〃∇〃)
新緑色の帯あげは加藤萬、帯〆は伊藤組紐
河童の古布デコパージュ籠バッグは松枝忍、神職用の雨草履。
夜は強い雨となりました。雨コートは西陣の繻子織りの生地。雨傘はHANWAY。
エルメスのスカーフを肩すべりにつかっています♪
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第55回 東日本伝統工芸展 at 日本橋三越
東日本伝統工芸展がはじまりました!(~20日まで)
関東、甲信越、東北、北海道に在住の作家を対象に毎年開催されている公募展。
伝統工芸展は公募展ですので入選すれば誰の作品でも陳列されます。
出品資格も問われないそうです。
第55回は、染織、陶芸、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸の7部門で厳しい鑑審査を
経て選ばれた350展の作品、そして重要無形文化財保持者(人間国宝)の先生方の
最新作が展示されています。
許可をいただいたものだけ、いくつかご紹介します♪
大高美由紀先生と
紺と白の暈かしの経絣が流れ落ちる水のよう。緯絣で水から溢れた雫のような
模様が織りだされています。
大高先生の作品には周りの空気までキラキラしそうな透明感と躍動感があります。
いつか着こなしてみたいです~♪
紬織絣着物「垂水」 ●三越伊勢丹賞● 大高美由紀
楠木光代先生と
第61回日本伝統工芸展でも初入選されていらっしゃった注目の作家さんです。
絣と浮織が併用されているバランスがとっても良くて、ほどよい強弱があり、近くで見ると精巧。
色が美しくてどんな色にも映えそうな帯でした。
紬織帯「緑水」 ●奨励賞● 楠光代
生駒暉夫先生と
勢いと流れを感じます。シルエットが文様として描かれるのが着装したときに奥行きあるもの
になりそうです。派手ではないけれど目立つでしょうね。
友禅訪問着「爽風」生駒暉夫
小林義一先生と
小紋三役の行儀は斜めに細かく配列されますが、それが全部ウサギ
お行儀良くお辞儀しているウサギがたくさんいます! アップで撮れば良かった…。
小紋着尺「行儀うさぎ」小林義一
藍田愛郎先生と
工芸会の中では若手の先生でいらっしゃるでしょうか。
この産地のものに染めることができるのかとか、色々お聞きしました~。
藤色の江戸小紋というのも素敵ですね。
江戸小紋着尺「菱格子」藍田愛郎
↑この写真の
左◇紬織着物「谺」村上葉子
右◇友禅訪問着「秋海棠」稲木 久
葉子先生はお見かけしたのですがお声がけするタイミングを逃しました…^^; スミマセン。
この日、先生方は研究会と懇親会がおありになったので、ご一緒にお写真を撮るタイミングが
難しかったり、お顔出しがNGだったりした先生方の作品。
「ほら絽織菱絽???」松浦弘美先生にご説明いただいたのですが、難しい…。
私まだ理解できておりません(x_x;)
工房見学よろしくお願いいたします。松江まで参ります!
篩い綜絖をつかって織られる捩り織。篩い綜絖の織機は松浦先生ご自身でつくられるのだそう!
よーく見ると三升のような菱になっている地紋の生絹です。
ほら絽織菱絽生絹着物「花氷」 松浦弘美
こちらは、薄いブルーとピンクのアクセントが効いている美しい花織。
とっても控えめな色ですが、不均衡な石畳が織りなす模様が独特のインパクトをだして
眼を引いた作品です。
吉岡先生はぬぬぬパナパナでお声がけくださった作家さんでした(ノ゚ο゚)ノ
花織着尺「春日永し」吉岡政江
長板中形のスッキリした白と藍のコントラスト。やっぱり魅力的です。
丸つなぎの七宝ではなくて、四角いつなぎ。角が角張っていないのが優しい印象でした。
長板中形着尺「角つなぎ文」松原伸生
精密な計算のもとに織りあげられた絣。そして滑らかなシボ。
伝統工芸展に出品させるようなものは、日常着としてのものは特に中々手に届きませんが、
樋口先生は日常着としても着られるものもつくっていらっしゃいます。
美しいキモノ2015年夏号でご紹介しますのでお楽しみに~♪
小千谷縮絣着物「雪譜」樋口隆司
※会場内での撮影は禁止されております。
作家の先生に許可をいただいたものだけ撮影する条件のもと「きものカンタービレ♪」
への掲載の許可をいただいております。
伝統工芸展は何時間見ていても強引な販売もありませんし、じっくりゆっくり好きなだけ
肉眼で鑑賞することができます。
そして作家さんから直接お話もお聞きすることができたります。
きもの好きには、夢の国です。おすすめです♪
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菖蒲に葵に菊に観世水文様の紅型小紋に首里花織の帯
菖蒲に葵に菊に観世水文様の紅型小紋に首里花織の帯
紅型はそもそもが対丈で着るものだったので、帯あわせが難しい。
琉球つながりで花織のものをよく合わせています。
帯あげと帯〆はできるだけシンプルに。
バッグはジャマン•ピュエッシュ、ぞうりは菱屋カレンブロッソ
枝垂桜文様の絞りの道行と合わせるとこんな装いになります。
この道行は季節限定なのですが、購入時に思っていたよりも大活躍。
季節を問わず着られるものは重宝しますが、季節限定のもののほうが着ていて楽しい♪
この日は午前中から夕方まで日本橋三越で東日本伝統工芸展をガッツリ鑑賞し
その後は新宿へ。
新宿伊勢丹では江戸小紋の廣瀬雄一さんが地直しをされていました~。
百貨店の照明は明るいのではかどるのだそうです。
廣瀬さんの実演開催中(~4月22日まで)
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藍に茜に砥粉色の格子の郡上紬に玉那覇有公の魚籠文様の紅型の帯
藍に茜に砥粉色の郡上紬に玉那覇有公の魚籠文様の紅型の帯をコーディネート
先日あるところで久留米絣に藍型の帯をバッチリ着こなしていらっしゃった方にお声がけしました。
とーーーーーっても素敵な藍×藍の装いで眼が釘付け(〃∇〃)
わ~私のと同じ型の藍型だと思ったのですが…、よく見たら違いました(><)
母と共用しているものなので、手元になく…。失礼しましたm(_ _ )m
手先にも前柄と同じ魚籠文様があります。
郡上紬は都から逃れた平家の落人が地元の野蚕糸を草木で染め織りはじめたといわれています。
(ちなみに牛首紬は源氏。こういった伝承は物語性があるので、染織に限らずよくあります)
もともとは郡上の農家の人が屑繭をためて自家用に地機で織られていたもの。
春繭の真綿を紡ぎ、どぼんこ染といわれる草木染めで染められます。
どぼんこ染は糸を垂直に染料につけ繊維が自然に染料を吸い取る力をつかった染めです。
帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
古布デコパージュのバッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソ
このバッグは両面が違う文様の布がつかわれているので、雰囲気も都度かえられます
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日本に居乍らして…、ロシア♪ / 臙脂色薔薇模様の本塩沢にれえすの花の黒鳥と白鳥の刺繍の帯
ロシア料理の会食の日
ロシアといったらチャイコフスキーの叙情的でメランコリックな旋律
ということで、白鳥の帯を選びました。
♪~ら~らららら、ら~ら、ら~ら、ら~らららららら~♪
ヴァイオリンと鍵盤文様の折り畳み晴雨兼用の傘
揚げたてのピロシキ、そしてボルシチも美味しかったです。
臙脂色薔薇模様の本塩沢にれえすの花の黒鳥と白鳥の刺繍の帯をコーディネート
白鳥をたっぷりとだしてみました♪
帯あげは加藤萬、帯〆は京都きねや
薔薇と菊文様のビーズ刺繍のバッグはジャマン•ピュエッシュ
本塩沢の薔薇模様にあわせて薔薇。
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ぬぬぬパナパナのぬぬ 2015 / 東京&大坂にてレクチャー講師をします。
「ぬぬぬパナパナのぬぬ 2015」が開催されます。
案内状をご希望の方はメールにてご連絡くださいませ。
※4月中に発送させていただきます。
故森伸子さんの八重山上布。風がぬけるような質感が伝わってきますね~
ぬぬぬパナパナのセンスはフライヤーも素敵
そして、つくり手、その場所、素材、つくられるモノの案内がわかりやすくて明瞭。
「ぬぬぬパナパナ」では、糸、染料、技法が細かく明示されています。
自然布は素材が何であるかがとっても大切。
そこが特徴でもあり、それを知り、味わうように纏うのが良さであり、醍醐味でもあります♪
どんな人が、何を育て、何を選び、どんな思いで、どうつくりあげたか…。
効率化と量産化が進んでしまった現代では考えられない、時の流れでつくられる布たち。
日常着としては、どうしても高級品となってしまう「ぬぬ」
きものエンドユーザーにとって、スペックが正確で明瞭なことは重要です。
八重山でつくられている「ぬぬ」も色々。それぞれに良さがあります。
私たちが日頃着ている綿はほとんどが繊維が長い米綿。
繊維が短いゆえに手紡ぎで手織り。
ほっこりした風合いとそして光をキラキラと反射する和棉の魅力も是非に。
東京展は新宿の森の自然光の中で出会えるというのも魅力的
大阪展は「永遠の布展 染織王国 琉球の布」が同時開催。楽しみ~♪
【東京展】
会期:2015年5月22日(金)~25日(月)
会場:ラ・ケヤキ
時間:11時~19時
【大阪展】
会期:2015年6月3日(水)~8日(月)
会場:大阪・阪急百貨店うめだ本店 9F阪急うめだギャラリー
時間:10時~20時(金・土は21時まで。最終日は18時まで)
そして私、東京展と大阪展でレクチャー講師をつとめます。
【東京展】
キモノ文化講座(1)「キモノ井戸端会議 vol.3」
日程:5月22日(金)
時間:19時~21時
講師:朝香沙都子、西岡万紀(着付け師)、松下妙子(和裁師)
料金:2,500円(茶果付き)
定員:20名
●お申込方法(東京展)
メール、ファックスのいずれかで、下記事項を明記の上お申し込み下さい。
・氏名(参加者全員)
・住所・連絡先(メールor電話番号)
・参加希望イベント番号と日にち
●お申込先
*件名「東京展 キモノ文化講座(1) キモノ井戸端会議 申込み」を明記してください。
E-Mail:info@nunupana.com
Fax:06-6852-1156
●お申込受付開始日 5月7日(木)
いずれも先着順にて受付け、定員になり次第締め切らせて頂きます。
【大坂展】
日程:6月4日(木)
時間:14時~15時30分
会場:阪急うめだ本店8階 特別室B
料金:1,000円
定員:先着30名
●お申込方法(大阪展)
お申込受付開始日 5月13日(水)10時より
お申込先
メール:阪急百貨店うめだ本店ホームページ・ギャラリーで検索
→ぬぬぬパナパナの項目をクリックすると、申し込みフォームが出ます。
電話:06-6361-1381まで(代表から担当におつなぎします)
●ぬぬぬパナパナの詳細はこちらに
http://nunupana.com/
昨年は申込み受付開始日に満席となりましたが、今年はどうなのでしょう…
ご興味がある方がいらっしゃったらぜひどうぞ♪
お待ちいたしております。
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4泊5日のきものの旅の荷づくり
明後日から4泊5日の旅にでます。
途中で長~い移動もあり、宿泊先が3ヶ所の強行軍。
国内の旅は宅急便をフル活用。
今回の旅は団体行動なので、梱包する場所や時間がない可能性もあり、さらに
1泊2日分だけは荷物を持っての移動となるので、キャリー付きのほうが楽。
グローブトロッターをつかうことを考えていたのですが、隙間なくギッシリ詰め込まない限り
スーツケースは立ち置きされてしまうと、きものがシワになってしまうので、宅急便でも平積みで
送れそうなキャリー付きのボストンバッグを探しました。
アウトドアグッズのコールマンのボストンバッグ♪
開閉部が大きいので、きものの出し入れが便利。そして大容量です。
三つ畳みにしたきものと帯を入れると縦に隙間はできますが、脇はピッタリ
今回は2ヶ所に宅急便を送ったので、浴衣や下着類、化粧品などもすべて2セット用意。
浴衣はいつも持参しています。
バスタオルにもバスローブにもなるバスラップは旅に重宝♪ ←かさばるけど
キャリー付きとついてないもの、両方を購入してみました。
キャリーがついていないボストンバッグは連泊の宿へ。
キャリーがついているほうは底が凸凹しているので、段ボールを1枚入れています。
シワになっちゃうかもなあ…と思っていますが、まあ旅先のことですし良しとしましょう。
何とか荷づくりが終わってホッとしました~(^_^;)
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4泊5日のきものの旅のコーディネート
きものの難点は何といっても着脱ができないこと。
カイロを貼ったり、羽織を着たり、ショールをかけたり、寒さ対策は簡単ですが、
暑くても脱ぐことはできません。
旅先ではとくに歩き回ることが多いので、軽い単衣のほうが身動きも楽なのです。
まず新幹線や飛行機の中は大概において暑い…
そして宿を移動する時に、荷物を梱包することになるのですが、 汗でじっとりした
きものを荷づくりしたくないのです^^;
というわけで、初夏を先取りの単衣。
スーパークールビズ…どころか、ウルトラスーパークールビズでございます。
色や文様は今の季節に相応しく、燕、牡丹、花菖蒲と新緑を迎える時季の装いです。
桜は…、またこれは時季はずれでございますが、わけあっての装いです。
1本の帯できものをチェンジ
1枚のきもので帯をチェンジ
帯あげ、帯〆は同じで、きものと帯をチェンジ
明日の装いは考え中…(@@;
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丹後の旅
機機の駅舎 / 染織文化講座 丹後産地研修へ
丹後産地研修終了 〜 四国へ
金比羅参り & こんぴら歌舞伎
大人の修学旅行 終了しました! 琴平の甘味とうどん
丹後~琴平という5時間半の遠距離移動もあった長い旅。
しかしあっという間に目的地についた気がしました。
瀬戸大橋を渡ったことにも気がつかなかったという。。。
きっとブラジルまでもあっという間に違いないと思うような楽しい旅でした♪
旅の最終日、こんぴら歌舞伎 昼の部の千秋楽の後、立ち寄った「へんこつ茶屋」
栗蒸し饅頭とへんこつ饅頭。甘ーーーーーーーーい(><;)
とお抹茶
びっくりしたのは、習字で埋め尽くされた耳なし芳一のような空間( ̄□ ̄;)!!
名物となっているのが、奥にある落書き茶室
せっかくなので、書いてみた
いつかここに貼られるかな。。。
そして、香川県といったら、やっぱり、うどん。
おすすめの肉うどん。美味しかった♪
目標としていたお店には辿り着けませんでした(x_x;)
うどんマップで見ると近いようにも見えたのですが、とってもとっても遠かった…。
サンサンと陽射しが降り注ぐ中、市を跨いで歩いたという
お付き合いいただきました皆さま、本当にありがとうございました。
深く御礼申しあげますm(_ _ )m
楽しくてあっという間の旅だったのですが、はじめの丹後の旅が遠い昔のようにも感じる(゚_゚i)
追々レポートしていきます。
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丹後へ! しけ引き体験の装い 紺仁の片貝木綿に唐花の染め帯 / 丹後〜金比羅の旅 その1
しけ引き体験 & 染織文化講座丹後産地研修 & こんぴら歌舞伎
東京から丹後まで5時間半、丹後から香川県琴平まで5時間半の長い旅へいってきました。
染織巡りが目的なので観光地は基本的にスルーします。まさに大人の修学旅行♪
日本三大景勝地の天橋立は車窓から眺めるのみ。
京都丹後鉄道の駅のホームはシバザクラでお迎えの文字。春ですね~。
鈍色の曇り空の日が多いといわれる丹後地方。
しかし晴れ女が集結したのか、成層圏まで広がるような青空でした!
まるで沖縄へ来たみたい♪
しけ引き体験をご指導くださった、引き染め職人の小林知久佐さんと
海の男にあわせてのポーズ?
小林染工房さんへは、こんぴら歌舞伎をご一緒する6人での行動予定だったのですが、
丹後半島は広く、最寄駅にはタクシーがない。
とにかく車がないことには移動ができない地域なので、丹後在住のきもの学会の友人に
お声がけし、車をだしていただくことに。
話が広まり、あっという間に参加希望者が増えてしまい…、小林染工房はじまっていらいの
13人+1人が体験するという大変なことになりました。
ご対応くださった、小林さんには心より感謝いたします。
【4月22日の装い】丹後◇晴れ(湿度31%、カラッとして快適) / 最低気温6℃ 最高気温25℃
きものの難点は、着脱ができないこと。
旅の装いは「重ね着で調節」がおすすめです♪
染料飛びが激しいけどそれが味になっている花が描かれた袷の羽織
しけ引きは、染料をつけた刷毛を振り払って染料を落としつつ刷毛をつかう染料飛びが
はげしい工程。「汚れてもいい装いで!」ということでしたので、木綿のきものです。
紺仁の格子模様の片貝木綿に更紗文様の染め帯をコーディネート
道中着型の割烹着に襷掛け、そして水屋袴の装い。
しけ引き体験の詳細は別記事でレポートします♪
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