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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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美の壺 file314「光を装う日傘」撮影の様子とご紹介した日傘

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「日傘は何本お持ちなんですか?」
とご質問いただくのですが…。正直なところ把握しておりません(^_^;)

「美の壺」の撮影用には、その中でも布の素材と技法にこだわったものを選びました。
いただいたコンセプトが「きものと日傘の相性」「コーディネートの妙」
ということだったので、日傘の素材についての説明まではなかったです。
長過ぎる~ぐらい充分ご紹介していただきましたが、(早く過ぎて~、、、と正視できず)
それでも尺的に難しかったかと…。



なので、「美の壺」でのコーディネートとは別のコーディネートの写真で、
撮影でつかった日傘を「きものカンタービレ♪」にてご紹介したいと思います(^-^)/

黒地に絞りの麻地に桜の持ち手の日傘。「遊中川×前原光栄商店


江戸小紋の両面染めのムガシルク地に楓の持ち手の日傘。「KOMON HIROSE」

外側は鮫小紋に雨縞、内側は貝文様の江戸小紋両面染め。
雨縞が日に透けると映り込んで波のようにみえる夏らしい日傘。


水玉に金魚文様の麻地にエゴの木の持ち手の日傘。「遊中川×前原光栄商店


ブーゲンビリアの紅型の麻地にエゴの木の持ち手の日傘。「びんがた工房べにきち」


紫鉱染の葛布地の日傘。葛布は光沢があり光を通すと一層映えます。「大井川葛布」


「日傘ときもののコーディネートをみせてください」と依頼されましたが、
何本かの日傘にあうコーディネートをおみせするなら、着替えなければなりません。

過去の写真でどうですか? 「テレビなので、動画でないとだめです…」
プロのモデルさんの方がいいのでは? 「朝香さんの取材なので…」

ということで…、、、
お見苦しいでしょうが、きもの生活の臨場感もお伝えする意味で、2回ほど着替えて、
(←着替えに5分のきもの生活だからこそ可能)
インタビューのときの装いもいれると3パターンのきもの姿で日傘をかえて見せる
ということに挑戦しました。でもメイクぐらいはしていただけばよかった(-。-;)


壱のツボ、参のツボでご紹介された日傘も素敵なものばかりでした~ラブラブ
私も自分のウエディングドレスを日傘につくりなおしていただこうかな…。

再放送は7月29日(火)11時05分~。NHKBSプレミアムにて。これからですビックリマーク
NHKオンデマンドでも視聴できます。

NHK「美の壺」のHPから概要が御覧になれます。こちら☆



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高速道路運転中にまさかの事故!?事故防止のために心がけたい3つのポイントをご紹介

檸檬色地の格子に小柄の琉球壁上布にれえすの花の巻きぼかし友禅の金魚の染め帯

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【7月28日の装い】東京◇晴れ(湿度53%、このところの猛暑の中では過ごしやすい日) /
最低気温26℃ 最高気温31℃

長崎巌先生による「絣の歴史」の講座の日でしたので、琉球絣のきものにしました。
想像通り、受講生の方も絣のきものが多し。それを拝見するのも楽しみです♪

トゥイグワー(燕)、ヒチサギー(引き下げ)、ティーチ•カキジャー(波形)の琉球絣

れえすの花の巻きぼかし友禅による、金魚の染め帯

墨色地に大胆な金魚が日本の夏らしくてお気に入りの帯です合格

小さい柄の絣は苦手なのですが…、こういった大胆な帯によくあう♪


資料を持ち歩いていたので、バッグが大きいです…σ(^_^;)
二個持ちにしたほうがエレガントですが、よく忘れ物をするのでひとつにまとめたいのです。

日中はほとんど外を歩くことなく移動したので、日傘の出番はなかったのですが、
帯とあわせて、黒色麻地の絞りの日傘をコーディネート。


長崎巌先生の「絣の歴史」講座レポートは別記事にて。
さまざまなレクチャーと講座レポが溜っていて、復習しながらまとめておりますが、未だ公開できず。
季節感ある日々の装いと臨場感ある旅レポを優先しながらとなりますが、徐々にあげていきますので、
お待ちくださいませm(_ _ )m

色んな先生方のお話をお聞きすると、点と点がつながっていって面白い!
染織の世界は何と奥深いのでしょう。
生ける人の知恵であり文化であり社会である。本当に知りたいことがわからないと、学び方すらも
わからないものなのだということがよくわかります。
昔の自分に教えてあげたいですね…(・_・;)

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座間のひまわり畑 〜 箱根 〜 伊豆 / 2014年夏 伊豆の旅 その1

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座間市のひまわり祭。(栗原7月24日~29日)(座間8月14日~19日)
首都圏最大規模の55万本の向日葵の花をみることができますヒマワリ 

毎年フォトコンテストをやっているそうで、立派なカメラをもった方々がたくさん。
色んな方に被写体にされましたが…、うちのカメラはコンデジなので、撮ってくださった
立派なカメラのデーターをいただきたいところです(^_^;)

一面の向日葵に向日葵の描かれた帯~♪ 

花と競うのは野暮といわれるかもしれませんが、競ってるのではなく里帰りです。


箱根強羅にある、田村銀かつ亭割り箸

豆腐が入ったカツ煮が美味しいのです♪

芦ノ湖を散策。
箱根までいけば涼しいかしらんとおもっていたのですが、暑い…σ(^_^;)
カモメの日傘はHANWAYの折りたたみ晴雨兼用傘。

芦ノ湖湖畔には名残の紫陽花が咲いていました。


箱根から伊豆に向かいます~。



【7月25日の装い】座間◇晴れ(湿度51%、猛暑…あせる)/最低気温25℃ 最高気温35℃

琉球藍の琉球壁上布にひまわりの染め帯をコーディネート。
この琉球壁上布は二玉のトゥイグワー(燕)とヒキサギー(引き下げ)模様の琉球絣。

染の川勝の向日葵の描かれた変り織の夏帯。絵心がある向日葵です。

平山ふさえの芭蕉布の巾着バッグに上原久美の八重山シーサー。朝顔の団扇は阿以波。

芭蕉布に八重山上布。琉球染織繋がり~。



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天空のビアガーデン / 染織文化講座「糸」 / 雪輪と雪の結晶の小千谷縮に星空に地球に白熊の帯 

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ビールが美味しい季節ですね♪
私、アルコールに弱いので1杯程度しか飲めませんが、この暑さには生ビールの
美味しさが五臓六腑にしみわたりますビール

スカイツリーを眺めながら楽しめる、天空レストラン。

スカイツリーが目の前~♪

実は浅草むぎとろ本店の屋上です。

7階建てのビルになっていました。

期間限定で半屋上ビアガーデンになっているのです。

いつも日中はたくさんの人が並んでいる印象ですが、夜は穴場。

生演奏つき♪
ビアガーデンのメニューだけでなくて、むぎとろのお品が食べられます。

夜景が美しい~。


日中は染織文化講座がありましたφ(.. )
待望であった「糸」についてのお話。

人類と繊維の歴史、そして未来。機能性と可能性。
それを知ることは人類の英知を知ることになります。
人はなぜ衣服を着るのかを「欲求段階説」に照らし合わせた話も興味深く拝聴。
漠然と考えていた、麻の定義。「レッティングによって維管束を取り出したものが麻」
というお話は靭皮繊維の広義について腑に落ちたことも。
古来の日本の考え方、布=麻の理由は希少価値云々でなくその加工法にあるのかしれません。

きものは糸からつくられます。
それは植物だったり繭だったり羊の毛だったり…、誰かの手によって紡がれ織られたものです。
「着るものの材料に敬意をもってつきあっている」とおっしゃっていましたが、
日本で唯一の繊維学部がある信州大学、とても魅力を感じました。学びにいきたい~。

講座記録は、染織文化講座のHPに後ほどあげます。
※講座記録の内容は、こんなお話があったというごく一部の触りのみです。
詳細レポートは公開しておりませんのでご了承くださいませ。

信州大学繊維学特認教授の金勝康介教授、信州大学繊維学森川英明教授とカメラ


【7月31日の装い】東京◇晴れ(湿度54%、風があったのでまだ過ごしやすい)
/ 最低気温26℃ 最高気温34℃

樋口隆司先生の雪輪と雪の結晶文様の小千谷縮に星空に地球の白熊の帯をコーディネート

前柄の白熊が左に寄りすぎてしまった…。

夏のビアガーデンにあわせて、地球にグッタリ横たわる白熊の帯をチョイス。

水玉に金魚文様の麻の日傘は遊中川×前原光栄商店

浅草のこの光景にはあまりきものは似合わないような…。
この光景に似合う装いってあるのかしらん(゚_゚i)


今日も染織文化講座「糸」です。
絹と化学繊維についてのお話。きものについて学ぶって楽しい~o(^^o)(o^^)o


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染織文化講座「糸」/ 観世水に花文様の絽小紋に鵜のアンティーク刺繍の帯

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染織文化講座「糸」2日目。
大日本蚕糸会 武居正和先生による「絹」、東レ 中村健太郎先生による「化学繊維」

一口に「糸」といっても、その性質や形状によって染色、艶、ドレープ性、絹鳴り、衣擦れ
とさまざまな違いがあります。
専門的なお話が多い2日間でしたが、きものと向き合っていくのにとても役立つ話が
散りばめられていました。レポートは染織文化講座の公式HP へ。(今月中にあげます)

素材の良さを知るには、やはり「糸」について知るのが何より。
糸の素材について。つくる過程でのメリット、デメリット、きものとしてのメリット、デメリット。
かつてはつくられていたが、今はつくられない。その理由。
○○風としてつくられるもの。その利点と無意味でありながら価値があるようにみせているもの
が何なのか?、こういったところも見極めたいと思います(-_☆)


【8月1日の装い】東京◇晴れのち雷雨(湿度62%) / 最低気温27℃ 最高気温34℃

観世水に水辺の花文様の絽小紋に鵜のアンティーク刺繍帯をコーディネート。

帯あげは渡敬、帯〆は龍工房

今では中々ない、重厚感のあるアンティーク刺繍の帯です。

鳥の羽根の濃淡が美しい~キラキラ

べにきちのブーゲンビリアの日傘をあわせてみました。


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土肥温泉 富岳群青 / 2014年夏 伊豆の旅 その2

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土肥温泉の富岳群青

車の旅の時は、グローブトロッターのサファリシリーズのトロリーケースで。

ウエルカムスイーツは東伊豆名産の大島桜のきんつばでした~。

本館と宿泊棟の間には蓮のウォーターガーデンがあります。

蓮の花は残念ながら咲き終わっていました。


富岳群青は全8室。すべてのお部屋が130平米のテラス露天風呂付き。

真っ正面は駿河湾、その向こうに富士山と南アルプスがみえる絶景のはず…、

なのですが…、夏はなかなか富士山がみえることはないようです。↑写真は公式HPより


この絶景を見ながら、好きなだけ露天風呂に入っていられる~(〃∇〃)♪ ←風呂好き

駿河湾の夕焼けと富士山。夏の富士山は遠い~。

夜は満点の星空、流れ星もみえました流れ星 

露天風呂につかりながら本を読んだり、のんびり~。


宿にもゆかたは用意されていますが、私はいつも持参しています。

竺仙の団扇文様の綿コーマ地のゆかたに博多の献上半幅帯

竺仙の流水に秋草文様の綿コーマ地のゆかたに博多の紗献上半幅帯

竺仙の燕文様の長板中形に前津雪絵さんの交織の六寸帯

帯結びはカラテア結びの変形バージョン。


ディナーは伊豆の山海の素材を生かした創作フレンチナイフとフォーク




朝は和食割り箸

冷蔵庫の中はフリードリンク、デザート入り。懐かしい~お味がしたミルクプリン。


このところ、旅というとスケジュールがギッシリの染織工房巡りばかりだったので、
久しぶりにゆったりとのんびり過ごしました~♪ 


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灼熱の真っ赤がポイントのコーデ / 葛布の日傘と菊模様の越後上布に変わり格子の夏帯

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ほぼ始発でおでかけしました。
自分の眼を肥やす勉強のためなのですが、(先さまのご意向により非公開)
朝から炎天下にいたので、脳みそも煮え焼け死んでしまいそうでした…(x_x;)

昨日の太平洋高気圧による影響の猛暑の中、しかも日中ほぼ屋外にいるような…
こんなトンデモナイ暑さの中でも、きものです。

【8月2日の装い】東京◇晴れ(湿度49%、陽射しが強く焼け死にそう)
/ 最低気温27℃ 最高気温36℃ ←体温より高い気温

菊模様の越後上布に真っ赤な変り格子の夏帯、そして葛布の日傘。


越後上布といえば、超高級な夏織物の代名詞。
今は年に数反しか織られなくなってしまったこともあって、中々お目にかかれません。

【越後上布の重要無形文化財指定条件】
①すべて苧麻を手績みした糸をつかう
②絣模様は手くびりによるもの
③居座機で織ること
④シボ取りをするときは、湯もみ、足ぶみによること
⑤晒しは雪晒し

重要無形文化財の指定条件を満たしている越後上布。林宗平工房のもの。


これは経糸が紡績糸の越後上布なので、重要無形文化財の指定条件は満たしていません。
見た目にさほど違いはないのですが、糸の細さが違います。そして価格はケタ違いです。


夏のコーディネートはできるだけ色数を抑えます。
帯の色と日傘とサングラスの色をあわせてみました。日傘は大井川葛布の紫鉱染。

変り格子の夏帯は、赤色も涼やかにみせてくれます。

帯あげと帯〆は帯の色の中から1色をとって。

越後上布は座っているとどうしてもシワになります。それも良さのひとつ。


バッグは松枝忍

暑いのでいつもより衣紋をぬいています。


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恋人岬〜堂ヶ島洞窟巡りクルーズ〜なまこ壁の松崎 / 2014年夏 伊豆の旅 その3

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伊豆の旅レポ、土肥温泉 富岳群青 / 2014年夏 伊豆の旅 その2  のつづきです(^-^)/

恋人岬ドキドキ

恋人岬の名に相応しい、どことなく甘~い絶景です。

恋人岬スポットの愛の鐘と金の鐘まで遊歩道がつづいています。
愛の鐘までは工事中となっていました。
金の鐘まで700mぐらい。炎天下の中、起伏がある道を歩いて汗だくになりましたあせる

金の鐘はグアムの恋人岬と提携し贈られたもの。
グアムには銀の鐘があり、両方を鳴らすととてつもない幸福が舞い降りるのだとか…。


堂ヶ島では遊覧船に乗って洞窟巡り

リアス式海岸に点在する島々、堂ヶ島とはその島々の総称です。

伊豆半島は海底火山だったころの水底土石流と降り積もった火山灰層が波に削られて
できた独特の光景が見られます。

島と島の間の狭いところを船で通り抜けます。

洞窟の中に船で入っていきます。

国の天然記念物でもある天窓洞

カプリ島の青の洞窟の日本版といったところでしょうか。

水面近くが赤くなっているのは、花珊瑚というこの辺りだけに生息する珊瑚だそう。


そして、なまこ壁が美しい松崎へ。
TBSドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地となった情緒ある街です。



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鉄紺色地の杼模様の琉球壁上布にべにきちの鳥尽くしの帯 / 夏の立礼席のお稽古

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琉球の染と織、季節を問わず好きですが、夏はとくに魅力的です(〃∇〃)ドキドキ

今年の1月に沖縄の瀬底島を訪れた時にお願いしていた、びんがた工房べにきちの
「木立」の帯。吉田誠子先生の作品。

紅型の全通は身長がない私には帯が重すぎる…、そこで、たれを無地の六通で染めていただきました。
こちらの全通は、その時ご一緒した浦さんが購入されたものです。
「ぬぬパナを着てみよう」という体験レクチャーで、来場されたお客さまにも着ていただきました。
私もちゃっかりお借りして着てみました。この時は平山ふさえさんの芭蕉布にコーディネート。

ヘゴの葉の中に、アカショウビン、アカヒゲ、サンコウチョウ、リュウキュウキンバト、
メジロ、キビタキ、さまざまな鳥たちが染められています。
虫が苦手なので、虫の部分は薄く目立たないように染めていただいたところ、
奥行感がある帯になったように思います。


お茶のお稽古へお茶

華やかな夏の花

床のお軸は李白の七言絶句「望廬山瀑布」より
李白が滝をみあげているところが描かれています。
台目席には、詩のお軸があり、対になっていました。

日照香炉生紫烟  日は香炉を照して紫烟を生じ
遥看瀑布挂長川  遥かに看る瀑布の長川に挂かるを
飛流直下三千尺  飛流 直下 三千尺
疑是銀河落九天  疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと



【8月4日の装い】東京近郊◇晴れ(湿度66%、温風のような風あり) / 最低気温26℃ 最高気温32℃

鉄紺地の杼模様の琉球壁上布にべにきちの鳥尽くしの帯、同じくべにきちの日傘をコーディネート。


帯が多色づかいのときは、帯あげと帯〆の色のトーンをあわせるのもありです。

バッグはエポカザショップ、ぞうりは菱屋カレンブロッソ


伊豆レポートも途中ですが、早朝より再び旅にでます~♪
現地からは「なう」とfacebookページにてアップします。
詳細レポは追々に(^-^)/

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成巽閣

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加賀前田家 夏の衣装と調度展(~9月15日まで)

{70D4996B-3270-4A22-BA20-D13E583E4E82:01}
{B2F570CB-0D55-4CEC-A45B-F67B07A60F9B:01}

※撮影及び掲載の許可を館長さまよりいただいております。

詳細レポートは別記事にて





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長町武家屋敷

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今日から染織文化講座@金沢です。

生憎の大雨。
絽の小紋を着る予定でしたが、予備に持ってきた雨に強い小千谷縮にしました。

大雨の中、長町の武家屋敷散策
{90E61121-C332-440B-B163-4E5125B1106B:01}
{51896F9F-8349-4E3C-8E6C-4597BDF47CF4:01}
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{B7695810-4E8C-4962-B722-F3CF99BA24C4:01}
う~ん、小降りになるなら着替えようかしらん。

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染織文化講座 金沢編

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北陸新幹線開業記念タペストリーに色挿し
{45F641D8-EADB-4074-B4FC-FEFB3EFB9EBA:01}
あ、着替えました。
講座始まります。
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加賀友禅 実地研修

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青花で下絵を描く
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糸目糊置きに初挑戦
{C77F2B23-B327-4C28-9C4A-C515E213121B:01}
{489B9636-AF60-430B-BFBE-AFFDFF3746CC:01}
加賀友禅の彩色の特徴「先暈し」
{903C6533-BDD7-4860-8CC9-D7F806DA0960:01}
話を聞き眼で見て学び、手を動かす
産地研修に相応しい体験でした!

加賀友禅プロモーションマネージャーの鶴賀雄子さまによる金沢流おもてなし
も素晴らしかったです。
金沢の皆さま、ありがとうございました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆




なまこ壁の街並〜長八美術館〜あじさいの丘 / 2014年夏 伊豆の旅 その4

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恋人岬~堂ヶ島洞窟巡りクルーズ~なまこ壁の松崎 / 2014年夏 伊豆の旅 その3 のつづき

2004年OAされたTBSドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地としてつかわれた、松崎町。
画面にいっぱいに広がる海と空、そしてノスタルジックな日本の情景が印象的でした。

OAからは10年の歳月が流れましたが…、
松崎町には今でも朔太郎が自転車で走っていた、あの街並が残っています。


朔太郎の祖父の家、松本写真館。松崎観光協会のお隣です。


明治の商家、中瀬邸。この時計塔もドラマでチラチラと写っていました。

時計塔の中の天井画。なまこ壁にはミスマッチのもののようですが、ノスタルジックつながり
なのでしょうか…、妙に調和しているのが不思議です。

元々は呉服問屋さんだったそうです。

蔵の扉の鏝絵がスゴイ…。


伊豆文邸。こちらも元は呉服商の邸宅。
きものが日本人の生活に根ざしていた頃の呉服業界全体の隆盛が伺えますね。

中には打掛や帯も展示されていました。

土蔵も立派ななまこ壁

松崎の街はゆったりと時が流れているようです。


漆喰芸術の殿堂、長八美術館へサーチ

松崎町にみられる、なまこ壁。
壁面に平瓦を並べて、そのつなぎ目(目地)を漆喰でかまぼこ状に塗り固めたもの。
海の生物のなまこに形状が似ていることから、なまこ壁といわれます。
なまこ壁は盛りあがるほど裕福な家の象徴だったのだそう。

左官職人による匠の技によって生み出された街の芸術です。

江戸中期から明治に活躍した入江長八という左官職人の技を広めようと、この美術館を
創設したのは建築家の石山修武氏。よって職人による職人の美術館といわれています。

1815年(文化12年)に松崎町で生を受けた入江町八。
11歳のときに左官職人の元に弟子入りしますが、20歳になると江戸にでて狩野派に学びます。
日本画を学びながら左官の技を生かし、壁画への漆喰細工を得意とし鏝絵を極め昇華させました。

左官職人がつかう鏝(こて)の形状のバリエーションが豊かなことに驚きます。

長八は左官職人のかたわら鏝絵の創作をしていたそうです。
遠目では普通の絵にみえますが、よってみると立体感があります。

館内にはルーペが設置されていているので、細かなところを見てみると面白い。

布地のドレープ感も立体的に表現。

晒し木綿をつくっている様子の鏝絵。木綿を砧打ちしているようすがわかます。

鏝絵らしいものから、

よく見ると鬣と尻尾だけ鏝絵のもの、

木版にササッと描かれたようなものも。

晩年の作品には狩野派らしい日本画もありました。

※美術館内での撮影及び「きものカンタービレ♪」への掲載は、長八美術館さまより
許可をいただいております。

ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」のエンディングにもつかわれていた印象的な
「あじさいの丘」があるのは、松崎町牛原山町民の森の山頂。
ここからは松崎町が一望に見渡せます目

ドラマのロケの時は紫陽花はプランターの鉢植えでの演出だったそうですが、その後、
松崎町の町民の方によって植えられました。
やはり紫陽花越しに見るのがいいですね:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

細ーい道なので、対向車がこないことを祈りつつ…、ここで本当にあっているの?
車でこのまま突き進んで大丈夫?と不安になり、断念して帰ってしまう方もいたようです。
途中案内も看板もありませんが、諦めずに訪れることをおススメしますビックリマーク

ドラマの中での17年前のシーンでは、松崎プリンスホテルはCG処理により消されてありません。
その時に咲いていたのはピンクの紫陽花。17年後のシーンでは青い紫陽花。
私が訪れた7月の終わりは、紫陽花の名残り。とても感傷深かったです。


あの防波堤にもいってみれば良かったな…。

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事故を防いで、海、川、山を安全に楽しむために、夏のレジャーでの注意点をご紹介!

金沢そして能登へ 染織文化講座 金沢編 &加賀友禅産地研修 / 2014年夏 金沢の旅 その1

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昨年よりはじまった、染織文化講座。染織文化振興会のHPはこちら☆
重要無形文化財保持者(人間国宝)の染織家の先生の先生をはじめとした著名な染織家の先生、
呉服屋から発展していった百貨店の呉服流通のスペシャリスト、繊維学の大学教授、歌舞伎の裏側を
支えてきた衣裳部、そして日本の衣服史の研究家の第一人者でいらっしゃる丸山伸彦先生、etc…。
未だかつてない超一流の講師陣による、きもの愛好家が本物を見て知ることができる貴重な機会。
日本全国から受講生が集まっています。

今回は「染織文化講座 金沢編」として丸山伸彦先生の講義と加賀友禅と金箔の産地研修
がありました。丸山伸彦先生と今回の産地研修をアテンドしてくださった鶴賀雄子さんとカメラ

地元の北國新聞と中日新聞でも紹介され、大盛況で終わることができました。
これは加賀友禅プロモーションマネージャーである鶴賀雄子さんのご尽力によるもの。
心より感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _ )m


私は皆さまよりも一足早く前入りし、能登上布の山崎麻織物さんの工房見学や成巽閣で
開催中の「加賀前田家 夏の衣裳と調度展」を鑑賞したり、由水煌人先生の工房にも
うかがいました。追々レポートしていきます(^-^)/

東京から金沢へは空路で。
この日は天気も良く早朝のフライトだったので富士山がよく見えました。
大都会東京が富士の懐に抱かれているかのようです。

皇居や東京ドームもクッキリ見えます。
写真はシートベルト着用サインが消え 電子器具の電源を入れてOKになってから撮影。
金沢方面へは東京湾上空での旋回があるので、東京の街の上空撮影が可能なのです。

夏の富士山も美しいですね~。


小松空港からはバスで金沢駅へ。
金沢駅の象徴である鼓門。加賀前田家は能楽に通じ藩祖である利家は金春流ですが、
5代綱紀の時代から宝生流に統一されたといわれています。
その後の謡や所作から加賀宝生ともいわれるようになりました。

ガラス張りのもてなしドーム。
金沢は雨が多いことから、金沢を訪れる人にさしだす雨傘をイメージしてつくられたのだそうです。


ここから七尾線に乗って能登上布の工房がある羽咋市方面へ向かいます。
電車までの時間、金沢駅百番街に先月新しく誕生したあんとへ。
まだ11時前だったのですが、金沢おでんの黒百合が営業していました。

あ、雰囲気は変わっていない…。実は遠い昔の大学生時代に来たことがあります。
朝から女1人でカウンターで、おでん。大人な感じ~。←充分大人ですけど…

金沢というと海の幸ですが、なぜか、おでんとカレーも有名です。
こちらのおでんは、創業以来50年、出汁は変わらず注ぎ足しのもの。

梅貝と出汁を吸った麩がおすすめ。美味しい~(≧▽≦)♪

朝から一杯のおじさまたちの聖地といったところでしょうか。
この猛暑の中、きもの姿の女ひとりカウンターおでんは珍しかったみたいですね…。


七尾線で羽咋市金丸へ。
今ではただ1件となってしまった能登上布の工房、山崎麻織物さんに向かいます。

電車が手動だった(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

旅のお供は、加賀棒茶と塩豆大福。

こちらも、あんとの中に入っていました。


【8月6日の装い】能登◇晴れ後雨(どんより鈍色の空でも暑い) / 最低気温26℃ 最高気温32℃

能登上布を纏って、能登に向かいます。
飛び柄の絣の能登上布に向日葵の染め帯をコーディネート。

バッグは松枝忍、日傘は遊中川×前原光栄商店


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