銀座もとじにて開催された古代織産地連絡会の「北から南 日本の自然布展」は昨日終了しました。
会期中行なわれた「大人の夏期講習」は、自然布の歴史、糸となる素材、そして糸づくりについて、
産地からやっていきたつくり手によって語られとても充実したものでした。
最終日の「大人の夏期講習」はしな布がテーマ。
ところで、しな布となるシナノキが銀座にももあることをご存知でしたでしょうか?
銀座の並木通りの樹々は実はシナノキなのです
しな布のさんぽく生業の里の國井千寿子先生から教えていただきました。
関川までシナノキに会いにいった私。
感動してシナノキに抱きついておりましたが、こんな身近にもあったとは知りませんでしたσ(^_^;)
シナノキは菩提樹の仲間。シューベルトが似合います。
ということで、シューベルト「菩提樹」を歌われる國井先生と並木通りを歩きました~♪
シューベルトをテーマにしな布の帯をつくりましょう!とおっしゃってました。楽しみですね。
しな布とシナノキの花。このシナノキの花は関川から野尻弓子先生が持ってきてくださったもの。
銀座のシナノキは花がほぼ散って実になっていましたが、北の山形は今花が咲いているのですね~。
会期中は古代織産地連絡会の皆さまと毎晩ご飯をご一緒させていただき、熱く自然布について語りあい、様々なことを教えていただきました。
日頃は空気がキレイな大自然の中で、黙々と布をつくっていらっしゃる方々なのです。
都会の空気、たくさんの人、さぞかしお疲れになられたかと…。
本当にありがとうございました。
そして会期中、朝も夕方もお店に入り浸ってしまった私を「おかえりなさい」と受け入れてくださった、
銀座もとじの皆さま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
「大人の夏期講習」のレポートは、追々あげていきます♪
自然布って素晴らしい:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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銀座にシナノキ
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