ぬぬぬパナパナのつくり手&キモノ井戸端会議のレクチャー講師の方々と
キモノ井戸端会議 vol.3 大阪編では「雨の日の装い、移り変わり」について。
和裁師の松下妙子先生、和裁と着付けの着物さくさくの須賀凌子先生、着付け師のすみれ庵、西岡万紀先生によるレクチャーでした♪
私の憧れ、市女笠♪
源義経の母であった常磐御前がしていた印象が強いのですが、夜目遠目笠の内といわれるように美女度が30%増になるアイテムだと思っております。日除けになるのできものの色焼け防止にも良し◎
さらにこれなら両手がつかえますし便利そうなのですが、傘の巾が広いのが迷惑かしらん…。
でも現代のきもののおはしよりは壺装束にも近いので良いのでは~(-_☆)
戦国武将たちが好んだポルトガル伝来のcapa(当初は羅紗といわれる羊の毛)から、木綿の国内生産が広がったことからつくられた木綿合羽(縞木綿などでつくられた)、外被布、そして明治になって生まれた吾妻コートの話まで。雨の日の装いの変遷史。雨が多い日本ならではの風情がある装いともいえますね。
舞妓さんの雨コートには江戸時代にあった長合羽の名残がみられます。
ネットで販売されている振袖用の雨コートにも振りの部分にマチが袋状についているものがあるとのこと。
さまざまなタイプの雨コートを見せていただきました。
西岡先生、実に色んなものを試されていらして流石でございます!
雨だからきものを着ることを諦めてしまうのは勿体ない!という、
きもの好きの思いがギッシリつまったレクチャーでした♪
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