楽しみにしていた秋の染織文化講座がはじまりました♪
「紋紗」重要無形文化財技術保持者でいらっしゃる、土屋順紀先生と
土屋先生の染めはすべて植物染め。
平織と捩り織が交互に入った紋紗という複雑な織りを、グラデーションが美しい
絣で織りあげています。
蝉の羽のような透明感、そして自然界の光の微妙な色の美しさ…。
こんな美しい織物を織られる方はどんな方なのか、お会いできるのを楽しみにしておりました♪
つくり手の美しい精神が反映されているなあ…と、あらためてウットリ(〃∇〃)
丸山伸彦先生のお話は、工芸会の先生方のそれぞれの技法から、その名前や捉え方は
時代によって変わっていく、その変遷から現代の作家が生み出した、江戸時代の遊びの仕掛け
ともいえる、技と意匠。
現在三越で開催中の日本伝統工芸展ではその作品群が見られます。
高松宮記念賞受賞を受賞された松原伸生先生の長板中形着尺「漣文」
長板中形着尺なのに夏大島?と違和感があったのですが、江戸時代の技法を忠実に
再現したともいえるものだそう。
現在の江戸小紋のしごき染の技法は、化学染料が日本へ入ってきて色糊ができてからのもの。
江戸という名がついているのは、技法ではなく作品の趣から。
「江戸時代には今の江戸小紋(しごき染め)はない!ということ、そして長板中形との違い。」
きもの文化検定を受けられる方はこの辺りを120字ぐらいで
説明できるようになっておくことをおススメします。
好きなことの勉強って楽しい~♪(〃∇〃)♪
講座レポートは染織文化講座HPの講座記録にて。こちら☆
※講義中の撮影は、染織文化講座HPの講座記録係として許可をいただいたものです。
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【9月27日の装い】東京◇曇り(湿度59%) / 最低気温17℃ 最高気温24℃
染まりかけの紅葉文様の楊柳の単衣小紋に目の詰まった紗の夏帯をコーディネート。
楊柳の帯あげは渡敬、帯〆は龍工房
昨夜、東北から帰ってきたばかりで、グッタリ…((x_x;))
お会いする方に、お疲れが顔に出てます!と…、ああ、さすがに休養が必要かも。
蔵王は紅葉がはじまっていました
東京は金木犀の香が漂っています~。
今年の秋は楽しめそうですね~o(^▽^)o
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染織文化講座 秋の3日間はじまりました! 土屋順紀先生•丸山伸彦先生 / 紅葉文様の楊柳単衣小紋
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