東京の桜は散ってしまい葉桜へ。樹々が芽吹き新緑が眩しい季節になりつつあります。
京の春の最後を彩る仁和寺の御室桜はこの週末、満開だそうです
樹齢360年を超える御室桜は衰えつつあり、株分けや接つ木も難しいことから、
仁和寺は住友林業と共にクローン技術の開発に取り組まれていました。
そして、今年はじめてクローンの苗木に花が咲いたのだそうです。
これからも、仁和寺の遅咲きの桜が春の名残を彩ってくれることでしょう。
※写真はすべて昨年の仁和寺の御室桜のお花見
御室桜は何百年も前の美しさを今に残し、春の日を楽しませてくれています。
きものを着ること、それが目立ちすぎる、浮く、場の空気を読めないもの…。
いつの日から、日本人がきものを着ることがそんなものになってしまったのでしょう(ノ_・。)
一昔前は入学式や授業参観日でのお母さま方の装いは、ほとんどの方がきものだったように
思います。それが普通で、その頃は洋装の方が浮いていたように思うのですが、やはり
たくさんの女性が外で働くようになってからのことなのでしょうか…。
「ザ•ビューティフル ~英国の唯美主義~」展の内覧会レポートでも書きましたが、
効率化、量産化、周りとの調和、わかりやすいしきたりばかりが求められる今の日本は
産業革命時代を彷彿とさせるもので、かつて英国の唯美主義者が憧れた日本ではありません。
このままでは、唯、美しいものをつくりだそうとする技をもった人たちがいなくなってしまう…。
そんなことをアレコレ考えつつ…。
つくり手にはなれない私は、きものの良さを知り、次世代へつなげていけるよう、
目立つことを恐れすぎず…、きものを着る人でありつづけたいと思っています。
染織文化振興会のHP
が更新されています。
2014年の予定、講師陣、実技講座、産地研修、充実のラインナップです\(゜□゜)/
先月開催された悉皆実技の講座記録
を寄稿いたしました。
今日は、桜の名残を惜しんでの「さくら文様を身につけて」がドレスコードの桜茶会です
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仁和寺の御室桜 / 染織文化講座 悉皆講座記録寄稿&今後の予定
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