春のお気に入りの場所です。里山の桃源郷
桃だけでなく桜とレンギョウの花も咲いていました。
例年と比べると桃の木の枝が半分ぐらい伐採されていたので、桃色は少なくなって
いましたが、都心部からほど近いところとは思えないほど長閑な田園風景です
緑の丘に映える、桜色~桃色のグラデーションが美しい
古来より中国では、桃は邪気を祓う霊木とされました。
桃の木でつくった弓矢での悪霊除けの風習があります。
樹皮や木の形がどことなく神秘的で霊力がありそうです。
仙女が棲む地の桃の木は三千年に一度実をつけ、これを食すと不老不死が得られる
という西王母伝説があることから、吉祥文様とされています。
日本でも古事記の中でイザナギの命が桃の実を投げ鬼女を退散させた逸話や桃太郎の
民話などにあるよう邪気を祓う果実とされました
桃の節句である上巳の節句、旧暦3月3日は2014年は4月2日。
桃の見頃を考えると日本の四季と年中行事は旧暦のほうがあっているようです。
【3月29日の装い】晴れ•強風の春風でした。 / 最低気温13℃ 最高気温21℃
村山大島紬に帯屋捨松のスウェーデン裂文の八寸帯をコーディネート。
桃のお花見にあわせて、帯〆と帯あげを桃色にしてみました
帯あげは加藤萬、帯〆は伊藤組紐
帯の文様の1色とチラッとみえる帯あげの色をあわせると調和がとれます。
日傘は遊中川×前原光栄商店、ビーズ刺繍のバッグはジャマン•ピュエッシュ
ぞうりは雨でも砂利道でも歩きやすい、菱屋カレンブロッソのカフェぞうり
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桃源郷での桃のお花見 / 灰色の村山大島に帯屋捨松のスウェーデン裂文の八寸帯
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