お彼岸の中日です。 今日を境として夜が長くなります。 「彼岸」は仏教用語の「波羅蜜多」の意訳で、至彼岸が由来。 あの世が彼岸、この世は此岸。 太陽が真東から昇り真西へと沈む、秋分の日はあの世とこの世が最も通じやすくなると考えられたことから、お彼岸に墓参りをする慣習が生まれたとされます。 日本人にとって菊の花は葬儀やお墓参りにつかわれる花の印象が強いのではないでしょうか。 しかし、日本で菊の花が葬儀や墓参でつかわれるようになったのは明治時代から。 じつは西洋文化の影響なのです。 フランスでは、11月1日が「諸聖人の日」というカトリックの祭日であり、日本でいえばお盆にあたります。この日に備える花が菊なのです。この習慣続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』