ぐるっと日帰りで鉄子の旅越後上布の産地を通り過ぎる。雪国だからこそ生まれた麻織物があります。越後上布と小千谷縮。どちらも重要無形文化財指定の反物には手績みの苧麻糸がつかわれます。苧麻糸は乾燥に弱く切れやすい。雪国の湿度は、糸績みし、絣を括り、織あげるのに適しています。そして、雪晒し。春先の直射日光と雪原からの反射光の紫外線で、空気中の水蒸気が水素と酸素へ解離し、酸素がオゾンへ変化する時の漂白作用といわれていますが、実は科学的根拠は立証されていません。ですが、雪晒しで麻織物が美しくなることは確かです。が、、、今年は雪がない!雪原の下はコシヒカリの田んぼです。染織続きをみる
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