アメリカのソーシャライトで著名なキム•カダーシアンがプロデュースする矯正下着ブランド名に「kimono」を商標登録出願中であることが話題となっています。 普通名詞化している言葉を商標登録することは不可能なはずですが、キム•カダーシアンのインスタのフォロワーは1億4000万人もいるそうで…、kimono という単語が彼女個人のブランド名として世界中に浸透してしまう可能性は充分にあるわけですね…。 そもそも、1反の反物を平面裁断して直線で縫い、解いたらまた反物に戻すことができるというのが、着物の良さであり特徴なのですが、立体的な身体の形を主張するための矯正下着のブランド名とは、なんと皮肉なことでしょう。 このことにもビックリしましたが…、 このニュース絡みで流れた「着物は日本人にとって成人式や結婚式などに着用する特別なものと」という同じ日本人の見解にもビックリ…。もちろんそういった側面もありますが、現代の着物にも、寝間着から日常着からお洒落着から礼装まで、色々あるのです。 あくまでも、着物は着るものであるから、着物なのです。 そして、今では着物は下着ではありませんが、もともとは装束の下に着る下着であった小袖が原型となっています。 五衣唐衣裳、いわゆる十続きをみる
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