きもの文化検定の祝賀会前日の工房見学のレポです^^/ まずは、「まこと織物」さんへ。 「まこと織物」といえば「すくい織」。すくい織の技法を西陣ではじめて取り入れたのも、すくい織と命名されたのも、まこと織物。 混乱しがちな、すくい織と綴織の違いを知りたくて楽しみにしておりました。 まずは、社長の吹上了さんによる商品解説。 その後に工房で織っている現場をみせていただきました。 「すくい織」と「綴織」の違い。 これは着物業界の中でも定義が違うようで、混乱しがち。 すくい織は広義でいえば綴織のひとつ。下絵にあわせて柄を確認しながら、織り手が経糸をすくって色糸を通して文様を織りだします。 金銀糸をつかったものを綴織、紬糸をつかったものをすくい織、としているところもあるようですが、まこと織物のすくい織は、緯糸を一様に通すのではなく緯糸を通す角度と力加減の技で描くように織っていくのが特徴。細い糸をつかうことで綴織よりもさらに絵画的表現を可能としているとのこと。 緯糸は柄にあわせて右から左へ、左か続きをみる
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