今日は節分旧暦では立春が新年の始まりとされ、立春の前日の節分は大晦日にあたります。 季節の変わり目には邪気が生じると考えられ、それを祓うために宮中で行なわれていたのが「鬼やらい」といわれる追儺式(ついなしき)です。 宮中での鬼やらいでは鬼は形としては出現せず、鬼を追う立場の金色の四つ目の面に矛と盾を持った方相氏が、後に鬼のモデルになったといわれていますが、吉田神社の澤井宮司のお話の中で、吉田神社の鬼やらいは、困った時には鬼にも助けてもらう気持ちで行なっていて鬼の人格というか存在を認めているとおっしゃっていました。 昨年は、京都の吉田神社の節分祭で、古式に則った追儺式を堪能しました。 地域によって個性のある伝承や行事続きをみる
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