テーマは「麻」!「第70回 正倉院展」at 奈良国立博物館 / 2018秋 奈良の旅 その2 のつづきです^^/ 第1回正倉院展のチケットと第70回正倉院展のチケット♪ ちなみに、第1回は奈良帝室博物館となっています。宮内省の管轄下であった奈良国立博物館の前身。 染織品は、素材として、調庸布の麻だけでなく、絁(あしぎぬ)といわれる糸が粗い絹織物、舶来の毛氈などにも注目。技法としては、板締め絞りの夾纈、糸で括る纐纈、蠟で防染する臈纈、いわゆる天平の三纈をとくに力を入れて!?鑑賞しました。 お茶席では紅葉がはじまった奈良公園をみながらゆったりできます。薄茶茶碗は奈良絵、主菓子は花喰鳥 ●花氈●新羅との交易品。第70回では新羅とのつながりがみられるものが多く展示でされているのが特徴。花氈は文様の入ったフェルトの敷物。毛は中央アジアの羊と判明。 ●錦紫綾紅臈纈絁間縫裳●巻きスカート上に腰に巻くもので、東大寺の印があることから伎楽の装束の可能性があるとのこと。赤地に蠟纈で模様があります。紫地と緑地は綾織。三種の長い裂を繋ぎあわせて縞状にしたもの。 染織品以外も目が釘づけになったものがいっぱい♡ 煌めく…という言葉がこれほど相応しいものがあるだろうか。 ●平螺鈿背八角鏡●鎌倉時代に盗まれ叩き割られて大仏殿前に捨てられていた…という、逸話のある鏡。夜光貝と琥珀の白続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』