ずっと相撲観戦へ通っていると、素足に浴衣で付人をしていた力士が、十両になり、幕内力士になり、そして大関、横綱へと成長していく…。その装いの軌跡を見守るのも楽しみとなります。 力士の着物には番付によるおおよその規定があり、視覚的に番付を表現することは、向上心を煽る効果もあると思われます。 序の口、序二段は、浴衣かウールのきもの、足袋の着用は許されず素足に下駄。三段目は足袋の着用は許されませんが、エナメルの雪駄は許されます。三段目からは、羽織の着用が許されます。三段目以下は、帯はベンベルグ。博多帯が許されるのは幕下からです。幕下からは、襟巻、コート、足袋の着用が許されます。正装である紋付羽織袴の着用が許されるのは十両から。畳敷きの雪駄も許されます。 大関以上になると地下の車寄せから直接、国技館場内へ入ってしまうので、入り待ちでみることができません。 が、栃ノ心は大関になっても変わらず、国技館まで歩いてやってきます♪ 四股名にジョ続きをみる
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