「着物警察」「同調圧力」に関して、それが着物を勉強するキッカケになればいいのでは?というご意見をいただきました。ですが、ならばまず、「自らが手本を示せ」と申し上げておきます。ワタクシは「親切の押し売りや価値観の押しつけはマナー違反であっても、その中から学ぶこともあるかもしれない」と、嘗て提言したことがあります。ですが、相手の立場で考えられない一方的な物言いは、やはり着物を着る気力をなくすものです。毎日着物生活をしているワタクシがいうのも変ですが、そんなに苦痛ではないけれど、メンドクサイこともあるのが、着付けをしてはじめ衣装となる着物であり、着物を着るにはそれなりに気力が必要だと思うのです。着物は着るものでありファッションです。好み、着心地、心構え、体感、すべて人それぞれです。もしも正解があるとするならば、それは各々にあるのではないでしょうか。考え方も立場も人それぞれ違います。相手に物申すときは、まず相続きをみる
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