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ショールをテーチ木染と泥染 / 2018年7月 奄美大島きもの文化検定工房見学会 その4

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奄美大島へ!鹿児島空港〜奄美大島空港 / 2018年7月奄美大島きもの文化検定工房見学会 その3 のつづき 16時に龍郷町にある「夢おりの郷」へ到着! まずは、奄美大島紬の特徴のひとつ、テーチ木染と泥染めを体験します。 そして…、ここは「奄美サンサン王国」という国だった@@;;←詳細は後ほど泥染め用の白生地のショールと輪ゴム、そしてパスポートが用意されていました。 雨が降らないうちに、泥染めを!ということで、とにかく絞る。糸で縛るより輪ゴムのほうが手早く簡単。色々凝った絞りもしてみたいけれど、今回は泥田に入ることが目的なので、サクサクっと。体験用のショールなので、染めムラ防止のためにお水に浸けます。 テーチ木染めのチップです。テーチ木とは車輪梅のこと。その樹皮を細かくチップ状にして12時間煮沸。その煎出液を染めムラ防止のために2、3日おいてからつかいます。テーチ木の液はローズ色。常温です。煎出液を染み込ませるように揉みました。割烹着を用意していたのに、ホテルに送ったままだったので、簡易的にビニール紐で襷掛け。前掛けにはビニール袋とお借りしたエプロンを。洗える小千谷縮ではありますが、この装いでの泥染め体験はおススメしません(^_^;)芭蕉布の帯は外して、風呂敷を帯の代わりに代用しています。石灰をつかって中和させます。脱水して再びテーチ木を揉み込みます。テーチ木の染液に含まれるタンニン酸を定着させるために、タンニン酸が無くなったら捨てて新しい染液をつかうということを繰り返します。テーチ木で染めると茶色になります。 いよいよ泥田に入ります。奄美大島の泥は粘土質で粒子が細かいのが特徴。泥パックができそう。奄美大島の円形続きをみる

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