千一夜物語の世界〜♪ 「甦る ミーリー工房の傑作 手紡ぎ•草木染め ペルシア絨毯展」シルクラブにて開催中です。(〜 2月25日) シルクラブに敷かれている美しい茜色の絨毯。足の裏に伝わってくる弾力が心地よい絨毯は、手紡ぎによる羊毛をつかったパイル織の絨毯だとお聞きしていました。この弾力を生みだすパイル織は鉄棒を挟んで織るものではなく結んでいくもの。しかも色は草木染め。赤は西洋茜だそう。 ミーリー工房の絨毯は手紡ぎの羊毛がつかわれています。茜、藍、胡桃の皮、ジャシール、柘榴などの草木から色をだし、イラン国内の各地域や部族に伝わる織の技法をもちいて意匠を復刻してつくられています。 アリ•ソレマニエさんから、イランの草木染は染料をバクテリアでまっさらにしてから自然に還すこと、パイル織、スマック織、真珠織、綴織の技法は、絨毯の意匠と共にイラン国内の各地域で伝わっていること、などをお聞きする。ミーリーの羊毛の手紡ぎは、カーダーをつかわずスピンドルで紡ぐことで繊維が壊れず草木の色が美しく発色することなど。 驚いたのは、日頃接する着物業界関係者や愛好家の方々よりも、ずっとずっと日本の染織に詳しくていらっしゃったこと(ノ゚ο゚)ノこういうお話ができるのは本当に楽しい!!!そして幸せ♡ カメラのバッテリー切れで、色や繊維がわかるような写真がないのですが…。草木染の柔らかで深みのある色、そして続きをみる
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