江戸時代の小袖を今の時代に着る訪問着へ誂える、朝香沙都子の1人プロジェクト♪ 2月2日に地色を確認 ↓唐団扇花熨斗模様の小袖の復刻訪問着のお誂え ③ 地色確認と摺疋田色選び at 京都 に志田 つづきです^^/ 「地直しが終わり青花とカチン染めを入れます」とご連絡をいただき、2月15日に再びに志田さんへ。 きもの文化検定の工房見学会の前に立ち寄りました。 「地直し」は、布の目を整えることですが、今回の地直しは余分な染料と糊を落とし泣いているところ(染料の滲み)の直しのことです。 この誂えのレポは反響が大きく「楽しみにしています」といってくださる方がたくさんいらっしゃいます♡ ひとつひとつの工程を客側もチェックするということは、間に入る呉服屋さんにしたら大変な手間がかかることですのでまずないことです。今回はこういったこともすべて込みの特別なお計らいでございます(゚ー゚; 元の小袖が帷子なので、夏物ですか?と聞かれたりもするのですが、刺繍が入りますので、こちらは袷の訪問着に仕立てることにしております。 摺疋田とカチン染めの職人さんは若い女性でした。 「に志田好み」は摺疋田が重要なので、に志田さんはこの女性を社員とし、摺疋田やカチンといった重要な工程の職人として育てていらっしゃるとのこと。職人が自分だけの力でその技を磨くことも暮らしていくことも大変な時代なのです。後継者がいないスペシャリストの分業制を守る体制としてとても考えられています。こうした現状続きをみる
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