今回の博多の旅レポは時系列無視で「祭り」からいきます! きもの文化検定の夏の工房見学のテーマは「着物と祭り」です。級を問わず今年のきもの文化検定を受講する人、そして過去の1級の合格者に申込み資格があります。 これは検定の受験申込み前の広報活動を兼ねた企画なので、当初は夏のパーティーからはじまりましたが、「パーティーは祝賀会だけで充分、それよりも工房見学がしたい!」という希望者が多かったことから、工房見学会になりました。知識欲の高い、きもの文化検定ならではですね♡ しかし1級合格者は年を重ねれば増えていき、人数が多くなればなるほど、受け入れ先の工房を探すのが難しくなり、どうしたものかと、きもの振興会の面々からご相談を受けました。 そこで、夏の工房見学の時期はきもの文化検定の直前の夏限定とのことだったので、「着物と祭り」を提案しました。 祭りならどんなに人数が増えても祭りを楽しむのには問題がない。現地集合現地解散で交通と宿泊は個人で手配にすれば段取りもしやすいはず。 そもそもが「京都の祇園祭を堪能するのに、京都に磐石な地盤を持つ着物関係者が多いであろう、きもの振興会の主催で祇園祭の勉強会をやってもらい、宵宵山あたりを案内してもらいたい」という個人的な願望からだったのですが、日本全国に夏は祭りがあり、産地研修とセットで多くの着物好きが楽しめる企画になったと思います。 我ながら良い名案〜♪←これは自慢させて(笑 そして、今年は「博多祇園山笠!」きもの振興会と九州地区からお世話してくださる福岡和裁さんの仕切りによって、祇園山笠についてのレクチャーがあり、明治通で集団山見せを見て、櫛田神社へ参拝と、充実の企画でした。 レクチャーの講師は、走る飾り山笠といわれる八番山笠の上川端通顧問の原公志さん続きをみる
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