桔梗を星に見立てた七夕の装いにあわせたのは、丹後ブルーの暈し染めをいかした京紅型のピアノの夏帯♪ 京都の栗山工房の三代目である西田裕子さんに、丹後ブルーをいかしたピアノ柄という要望のデザインをしていただき、ピアノの鍵盤とエンブレムは型染めで、グランドピアノの天板と地色は丹後の小林染工房さんの丹後ブルーの暈し染めというものつくっていただきました。 全く違う技法をもつ2つの工房のコラボ帯が完成ですヾ(@°▽°@)ノ こちらは丹後ブルーの海! 昨年のきものサローネで、「丹後ブルーで帯をつくって欲しい〜、で、栗山工房につくってもらったエンブレムを入れて欲しいなあ…」とつぶやいたのがきっかけではじまったこのコラボ帯のお誂え。手先にはバッチリカンタービレ♪エンブレムが入っています♡ ピアノの鍵盤は型染めの糊置きを生かして白場をカチッと出し、グランドピアノの天板は丹後ブルーで幾多の層の音が聴こえてきそうな暈し染め♪ お誂えの楽しみには色々ありますが、この表現にはこの技法、それには素材はこれで意匠はこうしたほうが…、という話をお聞きすることを悦楽としている私。 今の時代は何事もリスクをおかさないことが優先されてしまい、手仕事ならではのドキドキ感というか型にハマり過ぎていないからこそできる面白いものをつくることが難しいように思います。 それぞれのもつ技をどこまでいかしてコラボレーションできるか、それによってどんなものができるか。手仕事ならでは、というか手仕事だからこそできるものを、着てみたい♪ 型染めでつかう糊続きをみる
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