佐渡金山へ! 道遊の割戸〜道遊坑〜宗太夫坑〜搗鉱場 / 2017年GW 佐渡島の旅 7 のつづき^^/
佐渡島にいったら朱鷺に会えるかしら…♡
2017年5月に観測されている朱鷺の日本国内での数は約200羽。2008年より放鳥がはじまり現在では100羽以上が放鳥されていて、佐渡島では田んぼなどでも運がよければ見ることができるということだったので、気をつけてはいたのですが、鷺には出会うものの朱鷺らしき鳥には遭遇しない…。
なので、確実に朱鷺に会える場所へと向かいます。
佐渡島の国仲平野の東よりにある、トキの森公園へ♪
佐渡トキ保護センター、トキ野生復帰ステーション、トキ資料展示館、観察回廊、トキふれあいプラザとあります。
まずは「トキ資料展示館」へ。
朱鷺について、保護、飼育、繁殖についての資料展示がされています。
「ニッポニア•ニッポン」の学名をもつ鳥、朱鷺。この学名から国鳥と思われがちですが、日本の国鳥は雉です。ですが朱鷺は古代では「桃花鳥」といわれ日本書紀や万葉集にも登場します。
朱鷺の羽は鴇色(トキ色)といわれる黄色みがある赤みがかったピンク色。
その美しさから乱獲され農薬散布の影響などによって絶滅寸前まで追い込まれてしまいます。1960年に国際保護鳥に指定、1981年より人工飼育によっての繁殖がつづけられるものの2003年に純日本産の朱鷺は絶滅してしまいました。
最後の純日本産の朱鷺のキン。朱鷺は警戒心が強くストレスに弱い鳥ですが、佐渡の愛鳥家の宇治金太郎さんにだけ懐いていて彼に餌付けされていたのだそう。国は宇治さんを監察員に選びキンを捕獲して、ペアリングが試みられますが、キンがその後に卵を産むことはありませんでした。野生でいても生き延びることはできなかったかもしれませんが、宇治さんはキンの自由を奪ってしまったことを生涯悔やみつづけたということです。(泣けるお話でした)キンは最後の純日本産の朱鷺となりました。資料館にあった、キンの剥製。
本物の朱鷺と同じ大きさというぬいぐるみを抱っこしてみた♪
「観察回廊」からは「トキ保護センター」で飼育中のトキをみることができます。
トキはペリカン目トキ科トキ属の鳥。鷺も朱鷺もペリカン目なのでペリカンの仲間らしい。
こちらはクロトキ。ペリカン目トキ科クロトキ属。なんか悪そうなご面相をしています^^;
そして「トキふれあいプラザ」へ♪
「トキふれあいプラザ」では、ガラス越しですが、朱鷺を間近にみることができます。
いました!
ゆうた(オス)17歳とすみれ(メス)7歳
朱鷺は繁殖期を向かえると首のあたりが内部分泌によって黒くなり、ここから剥がれ落ちた皮膚の粉を水浴びでこすりつけてしまうことから、頭から背中にかけての上半身が黒がかったグレーになるのだそう。なので5月の朱鷺は白ではなくグレーでした。
飛び立つところがなかなか撮れない!!
でも羽の内側は見事な鴇色をしています。
水浴びにおりてきました。
可愛い…とはいえないかな…^^;
いや、可愛いです…(^_^;)
こちらに近づいてきました!
赤色の足輪がついているので、メスのすみれ
このグレーがかった色はこすりつけた色というのが不思議〜
餌はドジョウが好きらしいです。だから田んぼにいるらしい。
後ろの羽は白色をしています。
そして巣へと戻ると、お尻の内側が見えました。お腹のところは白色、そしてその周りは美しい鴇色です♡
ゴールデンウィークのトキの森公園は八重桜が満開
緑豊かで清々しくて朱鷺が飛んできそう…
あっ!っと思ったら、これは朱鷺の模型でした…^^;
佐渡の旅レポ、つづきます!
:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
Facebookページに「いいね!」をくださる皆さまありがとうございます。