今はあまりつくられていない本塩沢。かつてはモダンな意匠のものがたくさんありました。
本塩沢とは、緯糸に右撚りと左撚りの強撚糸を交互にして通して織った後、湯もみをしてシボを
だすことによってシャキッとした織り味の生地となる越後塩沢地方でつくられる御召のこと。
重みがあって身体に沿う感じと裾への落ち感がとても着心地よく好きな織物です。
抽象的な花と不規則な縞柄が面白い。じつはこれ、アンティークきもの市で発掘?しました。
仕付け糸がついたままのおそらく未着用品の掘り出し物。状態もとても良かったのですが、
サイズが小さいためでしょうか格安でした
胡蝶蘭が描かれた塩瀬の染め帯をコーディネート。
空飛ぶ豚の描かれた帯あげは中野スズミさんの作品。
空飛ぶ豚は、全くありえないことの修辞技法の慣用句。
上手く見せるようにしたかったのですが難しいー。もっと後中心にしたほうが見えるかも。
【11月30日の装い】東京◇晴れ / 最低気温6℃ 最高気温14℃
あっという間に時が過ぎていよいよ師走に入ります。身体が寒さについていかないのですが、
もう寒くなって当然ですね。防寒対策は抜かりなく。暖房の入っているところでは着脱できる
ように重ね着コーデが便利です。
道行は野菊のようでもありマーガレットのようでもある意匠。
バッグは松枝忍、ぞうりは菱屋カレンブロッソのお誂え
指先がでる手袋とラビットファーストールで防寒しています。
ファーのショールを留めているのは、松枝忍先生のワークショップでつくった自作のもの。
木の板に古布の裂を貼付けてコーティングしたもの。軽いのでショールが動かず重宝。
気管支喘息は少し良くなりました。ご心配おかけいたしましたm(_ _ )m
今日も寒かった!こんな日はやっぱり鍋でしょう。
アワビとラム肉が美味しい(≧▽≦)
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抽象的な花の縞のグラデーションの本塩沢に胡蝶蘭の染め帯、マーガレットの道行
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