国立新美術館は「草間彌生展」と「ミュッシャ展」も同時開催中でたくさんの人でした。
草間彌生「木に登った水玉」
黒川紀章による設計のうねったガラス張りのファザードの建物と相性が良いのが面白い。
さて、この時季になるとつかうこの帯ですが…。
芍薬なのか牡丹なのか?
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
芍薬はすらっとした茎と葉の先に花を咲かせることから、立ち姿が美しい。牡丹は、枝分かれしながら横に広がって葉の中に花をつけるので、座っている姿が美しい。百合は、風で靡く姿も美しいことから、歩く姿が美しい。諸説あるようですが、美しい女性の例えとなったのはこんな理由だったと思います。
芍薬と牡丹の花はとても似ていますが、大きな違いは、芍薬は多年草の草であり、牡丹は潅木であることです。葉がツルッとして丸みを帯びているのは芍薬、葉に切れ込みがありギザギザしているのは牡丹。近年では交配がすすみ、どちらとも見分けがつかないものが多いそうです。
以来この帯に描かれている花は、4月5月は芍薬、それ以外は牡丹としております。牡丹の別名は木芍薬ともいいますので、これは木芍薬というのが良いかしら。
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【5月8日の装い】東京◇晴れ(湿度40%) / 最低気温14℃ 最高気温28℃
沖縄の花織ですか…?と、いわれますが、西陣でつくられた花織。裏に花織の紋糸が渡っていないので単衣で着るのにちょうど良いのです。
帯あげと帯〆はシンプルなものを
日傘は沖縄瀬底島の紅型工房べにきち
バッグはRADLEY、草履は菱屋カレンブロッソ
国立新美術館の前は、長崎巌先生の講座へφ(.. )
「模様とは何か ーその本質と歴史ー」
何事も目的があり効果があり今があるのですが、物事の捉え方としても学びになりました。
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