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Channel: 朝香沙都子オフィシャルブログ「着物ブログ きものカンタービレ♪」Powered by Ameba
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お服あげ / 25ans×美しいキモノ「シャンパーニュとお花見ランチ」at トゥールダルジャン

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ランチ / 25ans×美しいキモノ「シャンパーニュとお花見ランチ」at トゥールダルジャン のつづきです(^_^)/

 

ランチの後は、衣紋道高倉流による十二単(五衣唐衣裳)の装束の着付けデモンストレーション。

衣紋道では装束を「お服」といい、装束をお着せすることを「お服をあげる」といいます。装束をお召しになる方は「お方さま」、お服あげする者は「衣紋者」です。お方さまの前で装束を着付けるものが「前衣紋者」、後ろにいてお服あげする者が「後衣紋者」となります。

 

「天子南面に座すという言葉があります。天から認められた統治者である天子(すなわち皇帝、天皇)は不動の北極星を背にして南を向いて座るのが良しという意味です。そして天子からみると太陽は左の東から昇り右の西へ沈むことから、左上右下とされ、左上位の考え方となりました。

 

装束はお方さまの立たれる位置によって置く場所が決められます。南に面して立っていただくのが一番良く、装束をお方さまの左手後方に襟先が東に向くように置きます。東の場合は、装束はお方さまの右手後方で襟先が南に向くように。これは南東を吉方とするためです。

この日の十二単は「萌葱の重ね」。緋色の単に

萌黄の重ねの五衣(いつつぎぬ)

一枚重ねるごとに衣紋襞をつくり紐を抜いていきます。

紫色の打衣に

表着

そして、向かい鶴の唐衣に裳をつけます。

この装束を支えているのは、一本の紐のみ。

日本の装束はじつはとても合理的にできているのです。

十二単のお服あげ、そして後姿をみる機会はなかなかありません。

華やかな会に相応しいデモンストレーションでした♪

十二単は重厚感のある西洋建築にもあいます。

皆さま、装束に興味津々ですね♡

 

25ans編集長の長井由紀さん、トゥールダルジャン支配人でありシャンパーニュ騎士団日本総領事のクリスチャン•ボラー氏、そして、美しいキモノ編集長の富川匡子さん

 

25ans × 美しいキモノ のお花見の会。

桜よりも皆さまの着物にウットリ〜♡の華やかな会でございました。

 

ニューオータニの桜桜**

 

 

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皆さまの寛容さと染織に対する好奇心が私の原動力です♡

 

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