素描の帯を選んだのは、この講座にちなんで。
長崎巌先生の「絵画にみるきもの」第2回は「美人画と浮世絵」。
絵空事という言葉がありますが、江戸時代の絵画の服飾表現は鑑賞目的でありつつその時代の衣服が如実に現れています。鑑賞する側は荒唐無稽な世界は受け入れず、日常的に近くても近すぎず、上等で憧れを伴ったものであり、かといってリアルでなければならず…、その微妙なバランスで描かれているとのこと。
何だか現代のブログにもありがちで通じるものがあるような…(-。-;)
鶴屋吉信にて、お抹茶と生菓子をいただきました♪
お茶碗は、節分らしいお多福。
目の前で職人さんがつくってくださいます。
餡を笊で漉すと、蕗の薹の花が出現!
早春の息吹を感じますね♡
正月飾りの餅花
そして節分
兎がお相撲を取っている!そして月が土俵に見立てられているという洒落たもの。
歌舞伎の隈取り
これは、中国皇帝の印章でしょうか
節分にちなんで、大津絵のものも良いですね♪
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【1月20日の装い】東京◇曇り時々小雨(湿度66%) / 最低気温2℃ 最高気温4℃
小豆色に小絣の紬に月に梅に鶯が描かれた素描の帯をコーディネート
帯あげは加藤萬、帯〆は龍工房
うっすら照らされた月の中に描かれているのが、寒中に花咲く梅の清廉さを際立たせているように思います♡
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