京都嵐山の紅葉 「紅葉よりも人が多い」早々に立ち去る… / 2016年 秋の関西 その2
のつづきです(^_^)/
この日着ていたのは、赤い上田紬でした。
大河ドラマ「真田丸」は、とうとう大坂の陣に突入。今、赤の上田紬を着ていたらいくところはここでしょう♪
…ということで、赤備えの気分で、いざ大坂城へ!
赤…というよりは臙脂色ですが、所々に朱色がはいっている格子の上田紬です。染織には歴史的背景や文様に意味があり、自己満足ではありますが、ちなみ柄での着物の旅というのは楽しい♪
赤備えは甲斐武田騎馬隊の代名詞でもあり、辰砂と漆で染められた武具甲冑を身につけた部隊は精鋭として恐れられました。何より赤はカッコイイ♡
ⓒNHK「真田丸」第45回「完封」あらすじ より
真田の赤備えは、黒田長政が家臣の黒田一政に描かせたという「大坂夏の陣屏風図(
黒田屏風)」で確認することができます。
※写真はwikipedia より
「上田紬」の名を全国に知らしめたのは、真田昌幸と信繁(幸村)だといわれています。徳川を二度も破った戦上手として知られ、「真田も強いが上田紬も強い」といわれたとか…。上田紬は、裏地を三度取り替えるほど長く着ることができるほど丈夫であることから「三裏縞」ともいわれます。
そして、真田といえば「真田紐」。真田紐は、経糸を張り緯糸を通して機で織られる細い紐幅の織物であることが特徴。海路から渡ってきたこの織物は八重山諸島ではミンサー織となり、本土では後に真田紐になったようです。束帯の平緒などは組紐ですので似て非なるものです。「真田丸」の中では、信繁の側室であるたか(豊臣秀次の娘)がルソンより持ち帰ったネパールの紐「サナール」が、上田の紬に似ていることに気がつき、サナール紐ならぬ「真田紐」を織って売ることを考えつくという場面がありました。
ⓒNHK「真田丸」第39回「歳月」あらすじ より
幸村の籠手先の紐は真田紐であることに注目♪
今、真田丸は大坂の陣が舞台。大坂城には真田の六文銭が入った赤い旗が立っています。
なので、今、大坂城へいきたかった。しかし、大坂城は広かった。。。
大阪城ホール近くでタクシーを降りてから、内堀まで歩くこと歩くこと
ようやく到着!
つづきます!